ももの小さな楽しみ

からのお産の話の続きです。

「では、次回の検診時に、内金５万円を持ってきて下さい」と言われました。
このでは、退院時の一度での精算による多額の現金の授受を避けるため前納金の納付体制をとっているとのこと。
前納金を、５万・２０万・１０万の３回に分け、退院時に残額を精算する。
又、納付した前納金は原則として返還しない。
というもの。
掲示板でこの病院のシステムについては認識していたので、驚きはしませんでした。

次に、出産育児一時金の事前申請制度の一部導入についての案内もありました。
従来分娩後に、健康保険組合や自治体などが、被保険者に支払っていた出産一時金を、医療機関に直接支払うことにより、分娩時の患者の経済的負担の軽減を図るシステム。
このシステムを利用希望の場合、（うちは健康保険組合なので）夫の会社に確認してみるように、との案内でした。
これは知らなかったので理解するのにちょっと時間がかかりました。
とりあえず、健康保険組合にしてこのシステムを導入しているか確認してみました。
病院サイドがよければ利用可なので、利用する場合は事前申請用紙を請求してください（出産予定日より１ヶ月以内に提出）とのことでした。

これについては社会保険庁のＨＰに出産育児一時金等の医療機関等による受取代理について書かれているのでよかったら見てみてください。

出産育児一時金は現在３５万円ですから、例えば５０万円の出産費用がかかる場合、ここの病院だと、
前納金５万・２０万・１０万＋退院時１５万という支払いをして、後日健康保険組合から一時金を受け取る。
事前申請制度を利用する場合は、前納金５万・１０万という支払いをして終わり。
結局自己負担額が１５万円になるというのは同じ。

これを夫に説明したところ、「かかるものは全部払って後でもらおう」という意見でした。
「制度を利用すれば、退院時に現金を持ってこなくていいんだよ」とも話しましたが、「俺がおろして持っていくからいいよ」とのこと。

では、医療費控除との関連はどうか？調べてみた。
『支払った医療費＋かかった交通費－保険金などで補てんされる金額』が計算の元になる。
補てんされる金額(出産育児一時金・生損保険からの入院給付金・高額療養費)を差し引かなければならないので、結局に５０万円支払っても１５万円支払っても同じということになる。
ならばどちらでもよいか

とにかく、確定申告までの領収書は大事に保管しておかなくっちゃネ 

初めての妊娠だし、今まで知ることもなかったことがいろいろあるんだろうな…
これからもっとよく勉強していきます