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カンボジアンたちの最大の娯楽スポーツは、サッカーでもない、ムエタイ。
老若男女、みんながわいわい真剣に見ている。とくに、試合が始まる前の、だらだらした リング上の儀式なんか、いらいらするんだけど、平気みたい。ま、日本の相撲の、しきり と同じだろうけど。 ムエタイ対決<カンボジアVS日本> 勝てるわけない日本。 そもそも、このブントーン選手は、クラスチャンピオン。対する日本人西島選手は、ほとんど 素人ではないだろうか?試合をみても、キャリアの差はいかんともしがたい。 日本人だがカンボジア在住かわからない。 思うに、タイから、ギャラつきで招聘さ れてる選手と思う。カンボジアにいるな ら、すぐうわさが聞こえるはず。 69kg級王者、オー ブントーン。 チャンピオンベルトをしてくるが、 これは、ノンタイトル戦だ。 祈りをささげるような、 リング上での演舞も、王者が 余裕でこなしている感じだ さあ、試合開始。 試合は、王者の接近戦をきらう西島が、 前蹴りで、近づけない。それでも、 悠然とインファイトを狙う王者、という 緊張感ある展開。 王者が西島に近づいたほんの一瞬、 王者の右肘撃ちが、西島の顔面を かすった。1ラウンド終盤(2分過ぎ) たったそれだけで、西島の額から 鮮血が飛び散る。本気だ相手は。 第一ラウンド終了 やめたほうがいいのでは?そんな 雰囲気すら感じる第2ラウンド。 しかし、非情にもゴングは鳴る 当然のように傷口を攻める王者、 対する西島は、接近をさけるために、 前蹴りで突き放すしか、術がない。 完璧にキャリアの差だ。 再び、王者の瞬間芸、 右回し蹴りが、西島の 側頭部にクリーンヒット! 口をあけて苦しそうな西島 そんなにうれしいかい? チャンピオン?? というわけであっけなく日本が負け。戦後の日本が力道山に興奮したように、カンボジアはムエタ イで、溜飲を下げている。今回は日本人だが、アメリカとかフランス人相手だと、さらに興奮する たぶん、賭けているから、余計だ。そもそも、カンボジアのチャンピオンと、いくらジムで鍛えた とはいえ、短期間練習しただけの選手を戦わせるのも、どうか?と思うが、興行としては、それも ありだろう。 しかし、前回みた、日本人とカンボジア人対決は、日本人が強くて、ダウンなし。判定となり、惜 しくもカンボジアの勝ちとなった。あの試合は、贔屓目とはいえ、日本人が勝ってた(ぼくの採点 では。)。ま、ホームタウンデンションだからしゃあないが。 たまに、チャンピオンクラスに素人が負けないまでも、五分五分の試合をすることがある。 考えてみれば、日本のプロボクサーに、それも王者に、短期練習した選手が、メインエヴェントで 挑む機会はない。もしあったら、その選手の命があぶない。 カンボジアのムエタイのレベルはそんなもんだ ということかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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