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April 22, 2006
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3分間、泣いて下さい。

この「母の貯金」の作者さんと同じように
母親に謝りたいけど、
ずーーーーーーーっと、ごめんのことばが出てこないことがある。

高校生だか、大学生だったか、
原因は忘れたけど、ケンカして
「私はお母さんのようには生きたくない!」
っていったことがある。

うちもこの「母の貯金」の作者さんと同じような境遇だった。
父も母も身を粉にして働いて姉弟2人育ててくれた。
違うのは、大学まで出してくれたこと。

大学は推薦入学で他のクラスメイトより先に合格した。
担任に報告したら合格証はないのか?
合格証を持ってくれば認めてやるっていわれた。
確か、ホームルームの時間だったかと思う。
まわりにみんながいたことを覚えている。
私は、こう答えた。
「合格証は親が入学資金を借りるために持って行きました」
担任の反応は覚えていないが、言葉を濁していたような気がする。

入学資金のようなものは、普通の家庭では貯金してあるものだと
知ったのは大学卒業して最初の会社を退職するときだった。
それからしばらくホームルームのようなみんながいる場所で
入学資金を借金してるので、、、と、いったことが恥ずかしく悔やんでいた。

そんな浅はかな私だったけど、
「私たちは、この子には何の財産も残してやれないけど、
大学で勉強させてあげたことだけは私たちが残してあげられた財産です」と
恩人に挨拶する母の言葉をきいたとき、そんな考えは吹き飛んだ。

そんな両親をもてたことを誇りに思う。
近くにいすぎるとわからなかったと思う。
遠く離れてるからこそ、親のありがたみを感じる。

無職となることがきまったときに、
まず思ったのは、親には決していえないってことだった。
強いようでいてもろい母。
父は定年後アルバイトで働いていて、母も今年定年する。
弟の借金の抵当になっている両親の住む家は
私が肩代わりすることによってかろうじてとりあげられなかった。
私が破産したり、返済を返せなくなるということは
借金ばかりで手持ちのお金もなく、老いて仕事もなくなった両親2人の
住む家がなくなってしまうということだ。
そんな不安に陥れることは決していえなかったのだ。

それから2週間、自分の進路を決めてから、
母親に会社がつぶれることをメールした。

母からの返事には
「あんたは親に心配をかけないようにと、
何もかも自分のうちに秘めて背負い込んでしまうから心配だ。
借金はなんとでもなるからどうにも辛かったらこっちに帰っておいで。」とあった。

母は私が思っているよりずっと強いのかもしれない。

今は
「私もお母さんのように生きていきたい」
と、心から思う。

でも、そのひとことをなかなか言い出すチャンスがない。
もうすぐ母の日。
「母の貯金」の作者さんに背中を押してもらって
ずっといえなかった一言を伝えよう。





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SOS福岡
福岡から11匹の子猫と7匹の未避妊の雌猫のSOSです。
一匹でも多くのにゃんこにあったかいおうちを与えてあげたい。
これ以上不幸な命を増やさないためにも、避妊手術の費用も必要です。

一匹でも多くのにゃんこたちが幸せになれますよぅに。。。





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Last updated  April 22, 2006 08:52:20 PM


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