昨日の夕方、会社のビルと隣のビルの間のダクトの間で
鳩の赤ちゃんが生まれたようだ。
ぴーぴーぴーぴー鳴き声が聞こえる。
そして一心にあたためているお母さん鳩。

朝起きたら冷たい雨が降っていた。

心配で朝一番で窓から覗いてみた。
折からの雨が冷たく降り注ぎ
鳩のおうちは暗くて見えない。
昨日あんなに元気だった鳴き声は聞こえない。

切なくなった。
野生の動物たちは常に死と闘っている。
あたたかい寝床もなく、明日のご飯も保証されず
命の危険にさらされている毎日。

福岡の公園の野良にゃんたちも
どこかで雨をしのいでいるのだろうか。

昨日、たまたま足跡にあった方のところを訪ねてみると
また福岡のＳＯＳの記事にいきあたった。
今度はわんこの。
元blogを見てみると、すっごく重いヤフーblogで、
事情を把握するのに困難を極め、
4時間かかってすべてのページを拝見した。
重すぎるよヤフーblog。。。

私有地に未避妊の野良わんこがいて、
もちろんどんどん増えるから、
そこの私有地の持ち主が定期的に捕獲をして保健所に送り込んでいるとのこと。
必死で保護をしたいと思っている女の子が病気の体を押して
大分から福岡へ通っていて、体力も財力も限界に近いことを知った。
彼女が半年以上かけて人馴れしていないわんこに餌付けをして
保護しようとしていることも、多方面から邪魔や圧力があるようだ。

どうにか寄付をしてあげたかったけど、
こないだなけなしのお金を公園にゃんこに送ってしまったので
手元に自由になるお金がない。
今すぐできるのはこうやって紹介するくらいしかない。。

里親募集ってのは、やってみて思ったけど、
強靭な精神力と必ず見つけるっていう根性がないと自分が破滅してしまう。
いろんな意見の人がいる。
よかれと思ってゆってくれているであろう言葉にひどく傷つけられたりする。
はっきりいって、保護している子たちが
安心してひっくりかえって日向ぼっこできて、
明日のご飯の心配をしなくても、
悪い人間や危険な車に命を脅かされないで済む
暖かい家族のぬくもりを手に入れることだけが救いだった。
あまりにつらいので、しばらくは自分で保護するのはやめようって思ったくらい。

でも、現実を知ってしまったから、やっぱり目にとまる。
何かをしたいって思ってしまう。
目の前に鳴いている子猫がいたらやっぱり拾って里親さんを探してしまう。
みえなくても、かんがえないようにしたとしても、
今どこかで必死に死と闘っている小さな命があるのから。


昼過ぎに鳩の赤ちゃんがぴーぴーぴーぴー鳴きだした。
生きてたんだ！うれしくて覗いてみたら、
雨にぬれながらお母さん鳩が一生懸命あたためていた。
ビルとビルの間に傘をさしてあげたかったけど、
強風でおうちを破壊しても困るのでやめといた。
早く冷たい雨が止みますよぅに。。。