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2012年03月18日
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sazanka-li1.gif

夜行列車の旅(2)フィレンツェからローマへ

さて これからヴェッキオ宮殿の中に入ってみましょうね~

入ってすぐの ミケロッツォの中庭 

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上矢印小天使(ヴェロッキオ作・コピー)の噴水があり周囲の円柱は漆喰装飾の金塗り上矢印

壁のフレスコ画はオーストリア皇帝領のウイーン、インスブルックやプラハの景色

1565年にヴァザーリ(この名前覚えていてください)が改装したもの

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         500人大広間 

先日ニュースになったレオナルド・ダ・ヴィンチの幻の巨大壁画『アンギアーリの戦い(15世紀半ばのイタリア・トスカーナ地方のアンギアーリでのフィレンツェ共和国軍とミラノ公国軍の戦い・最後の晩餐の3倍もある大作と言われている)がヴァザーリのフレスコ画『マルチャーノ・デッラ・キアーナの戦い』の裏側の壁に隠されている可能性が高まったと報道されたのがここ。500人大広間の左右の壁に描かれたフレスコ画の裏側。

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このヴァザーリの作品の中のフィレンツェの兵士が掲げている緑色の軍旗に『Cerca trova』(探せ見つかる)と描かれているのを見つけたマウリツィオ・セラチーニ氏は、これがヒントであると言い、正式な許可を取り500人大広間を調査しました。レーダとX線による調査でこの壁画の裏の壁に奥行1インチ(2.5センチ)ほどの空洞があることが明らかとなり、この1インチはダ・ヴィンチの壁画を保護するためにヴァザーリが残した隙間だと同氏は言っています。

その後実際に壁画の裏を見るため、ヴァザーリ作品の損傷を避けながら、既存の亀裂や最近修復した部分に内視鏡を入れ、内視鏡の画像から厚さ17センチのレンガ壁の裏側に空洞を確認。雑に積まれたレンガと鉛筆を使ったと思われる痕跡も発見されている。このフレスコ画の裏側の壁から内視鏡で採取した絵の具が、ダ・ヴィンチの『モナリザ』や『ヨハネ像』で使われたものと一致。鉛とマンガンを使った絵の具と判明しました。

確かに、ここにダ・ビンチの壁画があるとしても、『最後の晩餐』でフレスコ画に苦労させられたダ・ヴィンチは壁に油彩を描きたいと考え、『アンギアーリの戦い』の作製では、実験的な手法を試みていたそうです。しかし、蜜蝋を混ぜた厚い下塗りを使ったので絵の具が流れ落ちてしまい、急いで乾かすために火鉢を絵の近くに吊るす等してみたものの、上半分は流れたと生前ダ・ヴィンチが言っていたそうで、下半分しか助かってないのではないかと言われているのです。

この頃はまだ板に描かれていて、キャンバスができたのはもっとあとです。また、ダ・ビンチとミケランジェロが同じ場所で同時に仕事をしたのはこの時だけと言われています。

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出窓の側面の壁にも絵が描かれている

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テラスから覗いたシニョーリア広場のロッジャ  sazanka-li1.gif

ウフィッチ美術館

三階建ての小振りの美術館。45の部屋があり、10~14室(2階)に殆どルネッサンス期の作品が集まっています。唯一ベンチがある部屋で、ゆっくりくつろいで鑑賞することができるのも嬉しい。私が訪問したときは撮影OKだったので、その時の一部の作品を紹介しま~す。今は撮影禁止だそうです。

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ミケランジェロの『聖家族と幼児洗礼者ヨハネ』1504~06年

ミケランジェロが描いとのは強い父親像のヨセフ。この、円形画の背景にいる5人の青年達はまだ法律も何もない異教の時代を表し、中間の落ち窪んでいる溝から顔を出しているのが洗礼者ヨハネで、この地帯は旧約の時代である。全面に聖家族がいて、キリストの誕生によって救済の時代が始まるのです。ヨセフは旧約と新約をつなぐ重要人物。マリアが素足で大地に座っているのは地上の女であることを表し、不自然な座り方はイエスが天から地上の女に降りてくることを表しているのだそうです。

額縁には上にキリストが掘られ、その他二人の預言者と二人の巫女が掘られています。 

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ラファエロ 『ヒワの聖母』 1507年
聖母の画家とはラファエロの代名詞にもなっています。聖母を頂点とし右にキリスト・左に洗礼者ヨハネを配し、安定感抜群の構図に優美な色彩、安らぎの情景を作り出しています。聖母の柔らかい眼差しは癒しを与えます。この絵のタイトルのヒワ(鶸)とは、ヨハネが持っている小鳥のことです。 
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まだまだ沢山訪れた場所があったのですが、写真が残ってないのと列車の予約時間が迫ってきたのでサンタ・マリア・ノヴェッラ駅へ急ぎましょう。ローマへ向かってGO!
着いたのはテルミニ駅。ローマです。
何故かローマでパスポートの審査があり ペタンとハンが押され ラッキー
でも、何故か、審査官の一人が後を追うように出てきてこれからどこへ行くのか聞くのです
そしてどこから来たのかも。
変だな~と思いながら『日本だ』とだけ答えると 『これから出かけよう』と言うのです。そして、少し離れたところで私を待っていた両親を見て 『彼らは誰か?』と聞くのです。聞くまでもないこと。一体何なのこの人は~。(-o-)/イタリアのナンパ男でした~。ビツクリ仰天。
呆れ果てる両親と何とかその人を追い払い急いで駅を後にしてタクシーに。イエローキャブ真黄色のタクシー。みんな黄色。そう、ホテルはフィレンツェと同じエクセルシオ。
2006 01 01_3217_edited-1.jpg      当時のテルミニ駅
img_1496439_59338505_0.jpg7611665.jpg       ホテル エクセルシオール

 

 






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最終更新日  2012年03月28日 04時03分42秒
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