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ご心配をかけました。花粉症に加え、左上半身不随な様な症状になっちゃって。暫くPCからも家事からも遠のいておりました。主婦なので、ゆっくり休養ともいきませんでしたがかなり休めました。たくさんの励ましの言葉を寄せていただきありがとうございました。少し具合が良くなってきましたので少しづつ書き込んで行こうと思います。 だんだん桜前線も北上し、ここ東京でもかなり咲いていますが、不思議なのです。部分的には満開なのですが、全体的には7日の段階では6~7分咲きです。場所によってかなり同じ桜でも状態がちがってます。日光条件の違いなのでしょうか。こんな咲き方が不揃いな桜たちは初めて見た気がします。このブログを公開出来る頃は満開になっているでしょうか。
近くの公園 雨が降る前にやっと花見に犬と共に行ってみました
夜行列車の旅(3) ローマへ(2)
皆さんもよくご存知な故事ことわざに 『ローマは一日にして成らず』 とあります。ローマ帝国になるまでの幾多の激戦を戦い抜いて繁栄するまでの道のりを表しています。 『すべての道はローマへ通ず』 はフランスの詩人 ラ・フォンテーヌが言った言葉だそうで、土木国家ローマがインフラ整備に力を入れた結果、ローマ街道やローマ水道が張り巡らされ、陸路・海路共に発達。全てのものがローマに集まり経済流通が盛んとなり、何世紀にも及びローマ帝国は繁栄した。そこに、人間が学ぶべき姿勢があるとして使われています。子供の頃より聞き慣れた名前や名所等が多く、それらを見ることができることに少なからず興奮を覚えていました。 ホテルはベネト通りにあり西にはバチカン市国、南にはコロッセオ、その間にたくさんの名所がある非常に便利な場所にありました。 最初にトレヴィの泉(Fontana di Trevi) に行きましょう。 古代のウィルゴ水道の終点にあるトレヴィの泉 地下水道から噴水の水が出てます
ローマにあるバロック時代の最も大きな泉でポーリ宮殿と一体となっている。左が豊穫の女神デーメテール。右に健康の女神ヒュギエイアが配置され、真ん中に凱旋門を貝の戦車に乗って進む海の神ネプチューン。足元では戦車が海馬とトリトンに引かれている。左側は荒れ狂う海を。右側は静かな海を表現している。泉にまつわる様々な挿話がありますが、その中の一つに『コインを投げる数によって願いが叶う』というのがあります。一枚投げると又ローマに来られる。二枚では、好きな人と一生一緒にいられる。三枚では、嫌な夫や妻・恋人と別れられるというおまじないです。皆さんは何枚投げたいですか?そもそも、噴水に向かってコインを投げる事自体は神聖な行為とされていて、どことなく日本の寺院の賽銭箱みたいですね。コインの枚数分けのオマジナイはありませんが。 次は南西に進んで、パンテオン(Pantheon)万神殿です。ローマにはキリスト教が普及する前にたくさんの神々がいました。その神すべてを祭ってある場所だそうです。
最初のパンテオンは紀元前25年初代ローマ皇帝アウグストゥスの側近アグリッパによって建設。しかし、建設後100年のD.C.80年に火事で消失。今あるこの2代目パンテオンは118年から10年をかけてローマ皇帝ハドリアヌスによって再建されたものです。 ローマの建物にはよくラテン語の文字が彫り込まれている。ここにも、<M.AGRIPPA・L.F.COS TERTIUM FECIT>ルキウスの息子マルクス・アグリッパが3度目のコンスルの際に建造 と記すことでアグリッパに敬意を表しているのです。 この建造物の素晴らしさは、直径43.2メートルの円柱の上に半円球のドームが乗っており天井に円窓が開いていること。高さによって材質を使い分け無数のアーチをつなぎ合わせることでこの円形のアクルスを完成させているとのことですが、一説には、建物の中に土に金貨を混ぜたものをぎっしり詰め、凝灰岩と軽石で作ったドーム型の屋根を乗せ民衆に中の金貨をとっていいですよとおフレを出すことによって、中の土を迅速に出すことが出来たというと言う話もあるそうですが・・・喜んじゃうかも。ここにはラファエロとヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のお墓があります。 パンテオンの前にあるロトンダ広場のオベリスク。オベリスクの下4面に顔が彫られ、イルカの口からも水が出ています ここから西に300メートルほど歩けばナヴォーナ広場に着きます。ナヴォーナ広場は元ドミティアヌス帝の競技場でした。ローマの建設の仕方は面白く、新しく建設するときは、もとの建造物を壊すのではなく埋めてしまうのです。なんと、この広場の周りにあるレストランの地下から当時の競技場の遺物を見ることができるのです。え?もしローマに地震が起これば液状化?怖いですね~もったいないですね~ ナヴォーナ広場で一番北側にある噴水。ネプチューンの噴水
ナヴォーナ広場の中央にある噴水 四大河の噴水 ベルニーニ作 この日は演奏に迎えられラッキーでした。この四大河川、世界史で習いましたが、それとはちょっと違うのです。左の人物像がドナウ川の擬人像。真ん中がガンジス川の擬人像。右がナイル川の擬人像。
反対側から撮影すると、左がガンジス川の擬人像。真ん中がナイル川の擬人像。右がラプラタ川の擬人像です。 そのほかにもう一つ、広場の一番南側に ムーア人の噴水 があります。 大急ぎで移動してしまいましたが、続きは次回です。なんせお腹が空いて。 ホテルで教えていただいたレストランへ。すぐ座れたのですが、でかい窯がドーンとあるのです。そこでは牛肉が焼かれているのです。それも大きなフォークの様なピザを焼く様なもので肉をひっくり返しているのです。そのお肉の大きさが最長30センチ以上。目がまんまるくなりながら椅子を勧められ座りました。前菜が何とメロン。それも大きなお皿に山盛り。いくらなんでも全部は食べられない。でも、気前よく進められる。困り果てる。次に出てきたのがサラダ。これも山盛り。やっとお肉。でも、35センチ位もある。絶句だらけのディナー。肉好きの父は大喜び。お肉はぺろりと平らげる。日本のおしゃれなイタリアンを想像していたので少しショック周りの方々は陽気にお酒を飲みのみ楽しんでいる。アハアハ。疲れきってホテルへ戻るのでした~。味は美味しかったですよ。
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