ほかほかワクワク危機一髪

皆さん　たくさんのあたたかい励ましのコメントをありがとうございました

皆さんのいろいろなご意見を友人に伝えました　ご主人と話し合われるようで

これ以上は私が立ち入れる事ではないので・・・お二人で考えられて

良い方向に向かうことを願って・・・います。

皆様にはコメント欄でお返事できなかったのでこの場でお礼を申し上げます。

ありがとうございました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　では、本題に・・・

無事にフランスでの結婚式が終わったあと・・・さ～て、新婚生活の始まりです。

頂いたたくさんのプレゼントを車に積み込み出発・・・どこへ？・・・

トゥルーズToulouse へ　そこが新生活の始まりの場

そう、フランスはお嫁にもらうとかお嫁に行くとか・・・はたまた婿をもらうという感覚がない

両家から出て　新しく家庭を二人で作ること・・独立すること・・それが結婚

だから、私たちも二人で出発・・新しい新居へ

でも、リッチな訳ではないのでアパート住まい　それでも二人だけの世界ですよね～

家具を買って・・せっせと組み立てて・・持ってきた荷物を一つ一つ紐解いて並べる

その一つがこれ

組み立た家具　まだ若いので高級品は避けちゃった

どこに何を配置すればいいのか・・・迷いに迷い・・・

いろいろ試みているのがよ～く分かりますね～頂いたお花だらけでもあります

あれ？ティティは？ティティがいない

そう、居ないんです　ティティは一緒に来れなかったのです

野性味あふれるティティは・・・私が一人で主人の祖母の家のリビングで休んでいた時

ふらりと私の側にやって来ました　いつ戻ったのかどこから入ってきたのか

そして私の膝の上に座ったのです

覚えてくれてたんです　嬉しくて・・・ほっといてゴメンね・・・と謝りながら

強く強く抱きしめたのですが・・・鼻がヅルヅル・・・黄鼻

そう、病気になっちゃっていたのです原因も病名もわからないとのこと

対処療法で生きていました。ここで獣医にかかっているのだから、置いて行けと・・・

泣く泣く別れたのです。何かあったら教えてくれるということで。

私は獣医を変えたかったけれど　車がないとどこへも行けないところ

その頃　運転免許を持っていない私にはティティの世話は無理でした　

そして、上記家具を仕上げ部屋が落ち着いたところへ電話が・・・

ティティの容体が悪化して・・・これ以上苦しめるのはかわいそうだと

だから安楽死させたと

ショックでした。一緒に住めるのを楽しみにしていたのに・・・

誰を責めるわけにもいかず・・・ただ、涙が流れるまま・・・呆然としていました

あの時・・ティティは最後のお別れに来たのでしょうか　いつも放浪していたはずなのに

ティティと最後のひとときを持てたことを深く深く感謝です

ティティが１歳になったばかりでした。今更ながらティティの冥福を心から祈るばかりです

天国で楽しく走り回ってますか？友達は出来ましたか？話しかけない日はありません

そんな私の様子を見て『毎日一人だと良くないから今度は犬でも飼う？』と、主人。

そう、ここはフランス。それもパリではないから私には友人どころか知り合いもいない。

主人が仕事に行ったらバゲットを買いに行くほか外に出ることもない。

だからなのか？？？お昼になると主人は仕事場から帰ってきて家で食事

そして、また職場へ。よほど心配だったのかな？？？

出張も多い　　一度出たら2週間ほど戻ってこない

寂しそう？でも、毎回そんな時は主人の両親が迎えに来てくれたのです

だから、スーツケースを持って主人の実家へ

彼の親戚 つまりいとこ達がその頃は実家のそばに住んでいたので話は尽きなかった

それなりに新生活を楽しんでいたのです

そんなある日　主人が届けられて来た新聞を見て

『今、ヨーキーが出てるよ。ちょっと遠いけど行ってみるか？』

重い腰を上げた私は『行く前にワンの種類の本を買いたいから寄ってくれる？』

その本は、あの火事の中でもすすで周りが黒くなっただけで助かったのです

だから、今も大事に持ってますティティとの夢が破れて2ヶ月が過ぎてました

フランスはペットや自動車・日用品を譲ります・売ります・探してますなどを掲載した

新聞が定期的に配達されてきます。ペット欄には馬も載ってるから驚いたです

１時間ほど車で走って着いた先は　素晴らしいお屋敷

庭がどこかの公園みたい　建ってるお屋敷もどこぞのお城？というのは大げさだけど

とにかくでかい。屋敷の奥様が対応してくださり

『我が家に残そうと思っていた子なんだけど、出すことに決めたの。すごくいい子よ。』

と、そこへ、ビュ～～ンとものすごい勢いで走り込んできて私の足元でピタッとストップ

ちゃんとお座りして尻尾を振っては～は～息を切らしている真っ黒ちゃんの子犬が

自然と手が出て思わず抱っこ。ぺろぺろ舐められ・・・ま～可愛い

既に6ヶ月になってたけれど一目惚れ親子ではない大人のワンちゃんと走り回って

元気いっぱい。社交性もしっかり養われているようでした

我が小さなアパートに着いたけれど興味津々に探索。

でも、あの広さからここでは・・・かわいそうですぐ外に散歩に連れて行きました

次の日から私もワン友の仲間入り。

アパート群なので、小路も整備されていて、ちょっとした並木道。

公園もあってベンチもあるし・・・沢山散歩しているワンちゃんと出会って

でも、自分でワンを飼うのは初めて。また、ティティとは違った動き。

我が家にやって来たボビー生後6ヶ月♂

これからこの子といろいろな場所にお出かけです。