ほかほかワクワク危機一髪

Jardin japonais de Toulouse

テゥルーズの日本庭園　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

義母とボビー：朱塗りの橋の上で・・・後ろにある建物は 茶室

この日本庭園はテゥルーズの中心地より北

le quartier de Compans Cafarelli にあります

1981年に当時の市長だったPierre Baudis（ピエール・ボディス）氏により

設立されたものだそうです

そして茶室の庭に素晴らしいものがジャ～ン

室町時代の禅宗寺院で特に用いられ発達した枯山水。

築山形があるのです。そう、水を使わず石や砂で自然の美を表現した日本独自の庭

この庭園は14～16世紀室町・江戸時代の京都の庭園を参考にしているのだそうです

日本に純粋な禅宗が伝えられたのは鎌倉時代。室町時代に幕府の庇護の下発展

明治維新以降、禅者でもある仏教学者の鈴木大拙によって20世紀に日本からアメリカ

ヨーロッパへと禅が紹介され、日本語の『ZEN』禅が世界に伝えられたのです。

その後 曹洞宗の弟子丸泰仙によってヨーロッパで布教され 21世紀現在 臨済宗

曹洞宗 共にアメリカ・ヨーロッパに寺院を構えているのです。

ここは公園なのですが・・何と弟子丸泰仙(でしまるたいせん)の銅像が・・・

使われている庭の石は５００トン そして３つの丘で構成されてるのです

７００ヘイベーの池は鏡の役割 後ろの右上の山は？富士山

なんと、燈籠まであるのです義母の横　メチャ可愛い

ボビーは池に飛び込まないようにしっかりと抑えられてます

ジタバタしても身動きならず・・・

最後に雪景色の庭園を

暑い毎日ですが・・・少し涼しくなったですか？

せっかく持ってきた着物・・着ても尋ねる場所がないので

なんとな～く この朱色の橋の上を着物を着て歩いてみたくなっちゃった

もうホームシック？それとも只の目立ちたがり？

だって、もったいない気がして・・こんな素敵な日本庭園があるんだもん

チョットというよりかなり驚いてしまいました

お盆休み　皆さん何処かへおでかけしますか？

もし、Toulouseへ行くチャンスがありましたらぜひ訪ねてみてくださいね

異国で自国の文化がこんなに丁寧に紹介されていたらかなりの感動ものです

これぞ日本で花開いた日本の文化　宗教と美が融合したれっきとした禅です

ありがとうございま～すって、言いたかったな～