昨夜の帰り道、
バルトをもらいに行った時のことを思い出した。
動くぬいぐるみのような子犬に
家族みんなメロメロになったこと。
それから、
一緒にフリスビーの大会を見に行って
はりきって公園で練習したこと。
八ヶ岳の紅葉を見に行ったり
湖に行ったり、お花見したり・・・
元気に走り回っていたのに
涙があふれてきた・・・
ここまで年を重ねてきたから、
老犬介護は覚悟していたけど、
いざ、その時がきたことに悲しくてたまらない。
バルトが心配で、
今日はチョビを連れて実家へ。
さっそくバルトのところに行ったチョビ。
するとバルトがしっぽをパタパタ振った♪
脳はまだ大丈夫!
バルトがチョビを見て、
動きたい、生きたいと思ってくれたらいいな。
チョビを励みにがんばって欲しいけど、
もう15年、十分生きたのに
老いた体に「がんばれ」ってどうなんだろ・・・
さて、家族の中で一番大好きな兄でさえ、
腰を持たれることを嫌がり、怒られたらしい・・・
兄「咬まれそうになった・・・こわい」と、
やはりショックを受けたご様子。
そして母が、朝に病院から鎮痛剤をもらってきた。
この薬は、外国産でよく効くらしい。
時間を追うごとに効いてくるんだって♪
夜、母からの電話で
昨日まで、寝返りをさせてくれなかったのに、
夕方には怒る事もなく、父一人で出来たんだって!
もしかして、明日には走っちゃう!?
なんて冗談が言えるようになったのがうれしかった♪
とはいっても、
ひとりで起き上がり、ひとりで歩き、
ご飯を食べ、水を飲みに行き、トイレを済ませる。
チョビを見ていて当たり前の日常まで
回復することはできないんだろうな・・・
だって、もうおじいちゃんだもん。