1273390 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

福岡・博多の行政書士ブログ    博多・緑行政書士事務所

福岡・博多の行政書士ブログ 博多・緑行政書士事務所

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

博多の行政書士

博多の行政書士

カテゴリ

カレンダー

お気に入りブログ

征野ファンドの運用… New! 征野三朗さん

コメント新着

博多の行政書士@ Re[1]:明日から月次支援金申請受付開始(06/15) 神谷商店さんへ ありがとうございます。…

フリーページ

バックナンバー

ニューストピックス

2005年04月26日
XML
カテゴリ:電子申請
 行政書士の仕事をしていてよく思うのだが、電子申請は予想していたほど普及のスピードが進んでいない。本来2005年、つまり今年にはかなりの申請がインターネット上でできるというのが、当初の政府の考えであったはずだ。

 ところが実際は、HPすら備えていない地方自治体があったり、HPがあっても単なるカタログをWEB上に出したに過ぎないようなお粗末なものに案外出くわす。

 本来政府が電子申請社会を進めようとする最大の理由は、それが「便利だから」であるはずだ。逆に言えば、電子申請の普及が進んでいないというのは、電子申請が「便利じゃない」という現状を表していると言える。

 となると、電子申請社会への移行のスピードを上げるには、強引に上からやっていくしかないのだが、肝心の行政側の電子申請体制への移行がお粗末なのでは、国民側としては「何をやっているの!」ということになる。

 昨日書いた指名願いの電子申請にしても、紙で行う申請より面倒だったり、インターネットの特性である「いつでも・どこでも」というのが出来ないのであれば、「便利にする」ための電子申請ではなく、単なる行政側の都合だけによる電子申請、としか言いようがないことになる。

 普及しない一因として、会社経営者や責任者の方が年配であり、パソコンを扱うのに慣れていないから、と言う声も聞くが、町中を歩いてみたり電車に乗ってみれば分かるが、若い人はもちろんのこと、最近は年配の方だって携帯電話を通話以外のことに使っている。

 それがなぜかというと、間違いなく「便利だから」だ。コンテンツを提供する側が、使う人の嗜好に沿った内容を提供するようあれこれ工夫している。使う側にとって見れば、その内容がエンタテイメントであれ、ビジネス的な物であれ、その情報を入手した方が何かと便利だから使っているのだ。そういった場面においては、慣れるまでのある程度の面倒くささは問題になっていないはずだ。

 であるなら、電子申請を進めようとする行政側も、当然「便利だから」という視点でシステムと内容を構築していかないと、普及のスピードは一向に進まないと思う。

 あまりに進まないと、例えば会社設立時の電子定款認証なんてのは、4万円印紙代を払わなくて済み節税になるのだが、税収が減ることを危惧してわざと進ませないのか、と勘ぐってしまう(笑

 なんせ昨年全国で約2000件、8000万円だから。今年は間違いなく1億を超すだろうし。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2019年07月11日 00時00分05秒
コメント(0) | コメントを書く
[電子申請] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X