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テーマ:行政書士(118)
カテゴリ:電子申請
聞くところによると熊本県行政書士会は、予算を使って熊本の行政書士100人に、行政書士用電子証明書を取得することを強力に後押しするとのこと。
会が予算を使ってまで行政書士用電子証明書を取得することを後押しする。これは素晴らしいことです。行政書士用電子証明書があってこそ、WEB上で行政書士はその存在を証明することができるのです。逆に言えば、行政書士用電子証明書が無ければ、行政書士はWEB上で、その存在を証明できません。 インターネットの世界ではごく当たり前のことなのです。だからこそ、行政書士に限らず、税理士、社会保険労務士、司法書士も認証局をわざわざ作って、各士業者に電子証明書を発行する体制を整えているのです。 ところが、これがなかなか認識できない行政書士は多いのです。特に年輩の方は、インターネットの世界に疎い。 疎いから、頭で考えるだけで勝手に電子申請の世界を想像してしまう。ボタン一つで簡単に申請できるとか、逆に電子申請の世界は難しくて分からない、とか。 しかし、一番肝心なのは、自分でとにかくやってみることなのです。電子申請社会は、今まで誰も経験の無い世界。頭でいくら考えたって分かりっこないのです。今、パソコンやインターネットを使いこなしているほとんどの方は、テキスト本で使い方を覚えるだけでなく、自分であーでもない、こーでもない、とガチャガチャやって、そうして覚えていったはずです。 それと同じなのです、電子申請社会も。頭で考えるより先に、まず行政書士用電子証明書を取得して、どんなものなのか自分自身で体験してみる。仲間内で使ってみる。中身がどんなものか自分で見てみる。そういう体験を通してこそ理解できるものだし、また、覚えるものでもあるし、覚えなければ仕事で使えないでしょうし。 半ば強制的とも言える(?)熊本県行政書士会の姿勢は、もちろん弊害も出てくるかも知れませんが、それを乗り越えるだけの素晴らしいものであり、組織のあるべき姿勢を見せつけるものだと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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