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2006年05月05日
テーマ：今日の出来事(291661)
カテゴリ：クライミング＆ボルダリング
ついに、と言うか、とうとう、と言うか、８年ぶりに岩登りに復帰しました！＼(^_^)／
最後に登ったのは８年前の夏、雨が降る中を谷川岳・一の倉沢南陵ルート。それから苦節（？）８年。仕事で土日もなかったし、以前所属していた山岳会も、仕事で山そのものに行けなくなってしまっていたので退会し、全く山と縁のない生活を送っていたのですが、いつかは復帰したいな～と思い続け、一昨日、ちょうど今頃なら暑くもなく寒くもないし、小さな岩場ならブランクが空いた後の練習に丁度いいかも、と突然思いついて。 ８年ぶりにクライミングのギアを取り出すと、懐かしいのやら「こんなの持ってたっけ？」というようなのが次々と。 なんてったって笑うのはシューズ。私が持っているのはボリエールのベクターとレイザー。これ多分今は絶品。特にレイザーは、買って２、３回使っただけで岩から離れたので、まだ新品同様でキレい。今時レイザーを履いているヤツなんて皆無だろうし、そんな中で新品同様のレイザーを履いてたら、周りからの奇異な目は必須。 おまけにハーネスはトロールの昔のベルトの部分が太くて、色はピンクっぽいヤツ。今時こんなのを付けてるヤツも皆無だろうし。 そんなこんなで恥ずかしかったので、登りに行く場所は九州のメッカ、日向神や野岳のような人が多いところではなく、連休中にこんなチンケな場所に行くクライマーは絶対いないだろうと思う佐賀県鳥栖市の知る人ぞ知る四阿屋の岩場。 着いてすぐブランクを実感「８の字結びを忘れた！」。一緒に行ったパートナーからは「事前に練習しとかんかい！」と怒られる。８年の間にシロートに成り下がってしまった・・・・(T_T) １０分ほどロープと格闘し、ようやく思い出して、さあ登ろうと靴を履くと、これが痛いのなんの。通常クライミング用には足のサイズより２、３センチほど小さい靴を履きます。履き慣れると靴も伸びてこれが痛くなくなるのですが、８年前には痛くなかったのが、足がその感覚をすっかり忘れて今は履いてるだけで激痛が(T_T)。 それでも慣れるまでの辛抱と思い登り始めたのですが、久しぶりの岩は自分でもビックリするほど怖い。初心者用の５．６とか５．７のルート、しかもトップロープでも足がミシンを踏んでたりして(^^;)おまけに足が痛いので、キチンとスタンスに足を置けないから余計に怖い。 ２本ほど登り、ようやく体が感覚を思い出してきて、立ち込みもきれいにできるようになったのですが、さすがに筋力と指の力だけは衰えを実感。５．９を２回も登ると、もう二の腕のあたりの筋が痛くなってきて力が入らないし、指も開いてしまって、クライマーが言うところの「ガマンが出来ない」状態の連続で、落ちまくりのテンションかけまくり。そうなるとモチベーションも下がって来るから、結局４時間ほどで「もうダメ。帰ろう」と。 まあ８年ぶりだからこんなもんか。でも、カラビナのガチャガチャいう音。ロープの擦れる音。チョークの感触。靴のゴムと皮のにおい。岩肌の感触。そして風呂に入ったときの指先の皮膚の痛み。８年も間が空いていたと思えないほど、ごく当たり前のように次から次に感覚が戻ってきて、それでもやっぱり全てが懐かしくって、あ～戻ってきたんだな～と実感。これから月２回程度は登れていけばいいな～と思ってます。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
最終更新日
2013年10月29日 23時08分05秒
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