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2006年06月21日
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カテゴリ:電子申請
 同業者(=行政書士)間で電子申請の話をしていて、よく聞かされるのが「パソコンとかインターネットのこととか、よ~分からんから電子申請の話は苦手」というもの。つまり、パソコンオタク、ITオタクのレベルでないと電子申請は扱えない、というような感じでしょうか。

 しかしこれは妙な話で、そもそも電子申請というのは、「誰もがどこでもいつでも」行政への手続きが「簡単に」できるようにしようという優れもののはずで、一部のマニアのために作られたものではないはず。利用者=国民が広く簡単に出来るというのが、システムの目標のはず。

 それが現状ではそうなっていない、というのは、どこかにシステムの欠陥があるわけで、それは「簡単に」使おうと思っても使えない人こそが、行政に使えないじゃないかと強く言わなきゃいけないわけです。つまりオタクレベルの人は、多少の欠陥があっても、それを克服して使えてしまうので、欠陥が欠陥たり得ないのです。システムの欠陥を主張できるのは、欠陥があると使えない人しかいないのです。

 だから、パソコンがうまく扱えない、ネットに通じていない行政書士こそが、積極的に電子申請を利用して、こんなよ~分からんシステム、使えるわけがないじゃないか、もっと簡単にしろ!そうでないと国民が使えないだろう!と行政に言わなきゃいけないのです。それが行政と利用者=国民の間に立つ資格者の役割の一つでは?

 一方では、将来電子申請になって手続きが簡単になったら、行政書士の仕事は無くなる、という危機感の話も聞くのですが、もし「手続きが簡単になったら飯のタネが無くなる」と考えて何も言わないというのなら、それこそ本末転倒なのですが、現行のシステムが簡単に扱えるように成熟するまでは、克服しなければいけない課題は現状では山のようにあるわけで、それは数年に一回しか手続きをしない大多数の国民よりか、頻繁に手続きに関与する行政書士の方が、何が課題なのかすぐ分かるでしょうし、それを言うことが責務の一つであることは間違いないでしょう。しかし、実際に扱ってみないと、不具合が分かることは決してないのです。

 また、声に出して言わないと、システムを作るベンダーの技術屋さんは、分からないでしょうし、行政書士が言わないまま、国民が利用しにくいシステムができあがってしまったら、行政書士は何をやってたんだ、ということに間違いなくなるでしょうね。






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最終更新日  2013年08月20日 09時21分30秒
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