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カテゴリ:電子申請
昨日は行政書士会博多支部の役員会。その席の雑談話の中で、電子定款作成がうまくいかないという話が。
私は福岡県内で2番目に、福岡市内では最初に電子定款作成代理をやったのですが、前例が無かったこともあり、慎重に慎重にやったせいか、比較的スムーズに。 今年の5月から司法書士の電子定款作成代理もできるようになったのですが、公証役場で、やはりうまく電子署名ができないために出直しになった司法書士さんの姿を2、3例散見。 一応、電子定款作成のマニュアルは、私たちの間にはあるし、司法書士さんにもあるでしょうけど、マニュアルはしょせんマニュアルでしかなく、予想もしなかったトラブルが出てくると、マニュアル読むだけでは対応できないことも多々。 役員会での話に戻すと、行政書士の電子定款作成代理が始まって既に1年以上経つのに、聞いたこともないようなトラブルでした。 電子定款作成代理もそうですが、電子申請は今まで誰も経験したことの無い世界。だからトラブルが出てくるのが当たり前なのです。そういったトラブルとその対処の積み重ねが、新たなマニュアルを作っていくわけで、もう何度も繰り返しの主張になってしまうのですが、行政書士の場合、依頼が来てから電子申請に取り組むのでは遅いのです。 予想もしなかった、誰も聞いたことがないようなトラブルが出てきたら、依頼された仕事に遅滞が生じ、お客さんに迷惑をかけることになる可能性があるのです。トラブルが出てこなくても、マニュアルに書かれている意味が分からなかったり、手順が理解できずかなり時間も手間もかかることもあります。プロなら、やっぱり事前に手順を確かめておく練習をすべきでしょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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