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テーマ:マナー(58)
カテゴリ:マナー
(6)服装はどんなのがベスト?
秘書検定に関する掲示板を見ていると、けっこう多い質問が「服装はどういったのがいいのか?」というものです。 私としては服装は基本的にどんなものでもいいと考えています。 第85回(昨年夏、私が不合格だった回)の秘書検定1級で、宗像の高校生が合格したと新聞記事に出ていました。 このとき私が控え室で順番待ちをしているときに、高校の制服を着ている女性がいましたので、たぶんこの合格した高校生であったのだろうと思います。 ですから学生であれば、制服でも全然問題なかったわけですし、当然大学生であればリクルートスーツで全然問題ないわけです。 そしてビジネスマンであれば会社の制服でも、要はビジネスに相応しい服装でありさえすれば、そのこと自体は採点になんの影響もないと思います。 ただ、採点の基準として「態度、物腰、しぐさ」といった雰囲気的なものがありますので、ビジネスマンとしてのマナー・接遇に「普通以上」のものを求められる秘書検定1級においては、いかにもそういったことができる人という「雰囲気」を醸し出す服装であった方が有利、ということは言えるのではないかと思います。 ですので、例えば男性のビジネスマンであれば、ビジネスの場でスーツを着るのは当たり前ですが、通常のビジネスの場であれば、ジャケットのボタンをとめないことも多いでしょうし、スーツが多少くたびれていても問題ないでしょうし、ネクタイがゆがんでいてもそのこと自体はビジネスに支障を生じるものではないので許されることであるでしょうけど、1級検定の場では、ジャケットのボタンはキチッとしめるのが「当たり前」ですし、スーツもビシッと体にフィットしスタイルをできる限り良く見せるものの方がいいですし、ネクタイが曲がっているのは言語道断、ワイシャツの第一ボタンはしっかり隠れているか、結び目は美しく見えるか、といったことだけでなく、靴はちゃんと磨かれているか、髭は?髪のセットは?といった点にも注意を払って、いかにも自分は普通以上のビジネスマンであるように見せる必要は絶対あると思います。 それが「態度、物腰、しぐさ」といった採点のもとになる「印象」をアップさせることにつながると思います。 女性の服装に関しては、私はよく分からないので言及することは避けますが、やはり男性と同様、ビジネスの場に相応しい服装であること、自分の見た目の印象をアップさせることにつながる服装を心がけること、という点は、押さえておくべきポイントであることに変わりはないと思います。 また、もう一つアドバイスとして徽章、つまりバッジ、社章をスーツに着けることをお勧めします。 男性のサラリーマンでしたら、社章を着けることは日常行っていると思いますが、スーツに徽章を付けると、不思議とビジネスの場にいるという雰囲気が自然と出てきますし、たぶん女性がスーツを着用した場合も同じではないかと思います。 私もスーツを着てイメージトレーニングをしているときに、今イチ印象の面で物足りないな~と感じたので、試しに徽章(私は行政書士ですので行政書士のバッジ)を着けてみたところ、急に(自分で言うのもなんですが(^_^;))できるビジネスマン的に雰囲気がガラッと変わったのに驚いたほどです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年01月03日 00時33分03秒
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