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テーマ:マナー(58)
カテゴリ:マナー
(7)男性の座り方、立ち方
私が2次試験・面接を受験した際、一番困ったのがイスへの座り方と立ち方でした。 テキストやDVDには、女性の座り方、立ち方は出てきても、男性についてはまったく出てこないからです。 そこで一人で鏡を見ながらいろいろやってみたのですが、結果として女性の場合とほぼ同じでいいのでは?という結論になりました。 すなわち、イスに座っているときは、膝をそろえ手は軽く握るか、指を揃えて軽く伸ばした状態できちんと腿の上に置く、立つときは片方の足を少し引いてから立ち上がる、という動作です。 マナー本の中には、男性はイスに座ったときは足を少し開いて座る、と書いてあるものもありますが、実際にやってみると、足を開いて座る姿勢は、よほど自分が美しく見える姿勢を知っておかないと、横柄な態度に見えてしまう可能性が高いように思います。 逆に、足を揃えて座った姿勢は、鏡で見てみるとそんなにおかしな姿勢ではなく、背筋さえピンと伸ばしておけば、男性であってもかえってキチンとした印象に見えるのです。 また、立ち上がるときも、女性の場合と同様に、片方の足を軽く引いて立ち上がると、上体の姿勢があまり崩れずにスッと美しく立てます。 このときも、座っているときに足を揃えていた方が、片方の足を引いて立ち上がるという動作がスムーズにできるのです。 そうではなく足を開いて座っていると、立ち上がるとき多少「よっこいしょ」と見えてしまうのです、私が年なのかも知れませんが(^^;)。 ですので、座っている姿勢、立ち上がるときの動作は、男性であっても女性とほぼ同じでいいと思います。 あとは鏡を見ながら、自分がよりスムーズに美しく見える姿勢、動作というのを見つけるように研究するといいでしょうね。 (8)独学者はDVDをぜひ! 受験者の方には、専門校に行ったりセミナーを受けたりして専門家の指導を受けるのではなく、まったく独学の方も多いはずです。私もそうでした。 そういった方の場合、2次試験に関してはDVDは必見の教材です。 DVDの内容を忠実に面接試験の場で行うことができれば、よほどのことがない限り合格できるはずです。 逆に、独学でしかもDVDを見ることもなく合格されるような方がいらっしゃるとしたら、そうとう実務の場で経験を積まれているような方しか考えられません。そのようなかたは、そもそも秘書検定を受ける必要性すらない方でしょう。 それほど、DVDには合格のエッセンスが詰まっています。 採点の基準である「態度」「振る舞い」「言葉遣い」「話し方の調子」「物腰」「しぐさ」について、一つ一つ詳細な説明や解説は出てきませんが、DVDの中の模範例モデルを何回も見ていると、自然と合否の分かれ目、ポイントが分かってきます。 特に、良くない例が出てくる場面では、どこが良くないのかを必ず研究することです。 模範例のモデルは二人出てきて、それぞれ微妙に違いますから、自分がどちらのタイプか、それとも両方を合わせたタイプなのかを決めて、それから、それぞれどのように「報告」と「応対」を行えばいいのかを研究するといいと思います。 これが1万円もするような価格であったらやはり抵抗があるでしょうけど、2500円以下というのは、かなりお買い得な値段と内容であることは間違いありません。独学の方はぜひご覧になってから受験するようにした方がいいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年03月28日 22時41分47秒
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