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テーマ:マナー(58)
カテゴリ:マナー
(9)シミュレーションを何回も
秘書検定1級面接試験合格への最後の決め手はシミュレーション、つまりイメージトレーニングだと思います。要は、面接試験を自宅で再現してみるということです。 以前から書いていますDVDでは、当日の試験の流れを忠実に再現していますから、これを参考にして、まず課題を5分間で憶える、それから部屋に入る、受験番号と名前を述べる、イスに座る、イスから立つ、報告を行う、応対を行う、部屋から退出する、という試験とまったく流れを自宅でやってみます。 当然、試験の緊張感もそのままに、服も当日着ていく服を着用して。報告の途中で間違ったりつかえたりしたら「失礼しました」とやり直しを行います。間違っても「失敗した!」などと独り言を言ってそこで終わったりしないように。 すでにご存じとは思いますが、面接試験は、ドアの開け閉めを含めて部屋へ入るところから退出するまで、すべてが採点の対象となります。ですので、試験と同じような緊張感を持って行うのが肝心です。 ただ、応対は相手がいないので多少やりにくいと思いますが、それでも相手がどう言うかを想像しながら、なるべく本番に近い形で行ってみます。 このシミュレーションのいいところは、自分の弱点が分かるところです。歩き方やドアの開け閉めなど、思いもかけないところができていなかったりします。 さらに、このシミュレーションを行うと、本番ではあまり緊張しなくて済みます。私が12月に受けたときは、20回くらいこの練習をしました。それでも、いざ課題を憶える5分間が始まるとカーッと頭に血が上って緊張して慌ててしまったのですが、それでもなんとか合格できたのは、シミュレーションを重ねていたことで体が覚えていたからだと思います。 また、秘書検定を受けて分かったことですが、実務の場と違う部分がどうしてもあるということです。 しかしそれは、検定試験という性格上、合否を判定する一定の基準を設けないといけないわけですから、仕方がないことです。むしろ、秘書検定1級は「普通以上の接遇、マナー」と謳っていても、ビジネスの場では逆に最低限これだけは必要、というレベルのものだと思いますので、後は自分なりに接遇、マナーを研究し、ブラッシュアップしていくのが、自分の付加価値を高める一番の方法なのでしょうね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年03月28日 22時43分32秒
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