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テーマ:今日の出来事(291582)
カテゴリ:旅行記
昨日は、長崎での研修会の後、東彼杵町の実家に帰省しました。
私の家族は、私が福岡、弟夫婦が東京、妹夫婦が埼玉、母親は大村のグループホーム、実家には父一人、という一家離散状態。 これでは、現在要介護1で在宅介護を受けている父親が一人では寂しかろうし、本人も寂しいと常々言っているので、老人ホームに入居した方がいいだろうということになり、その話し合いのために実家に寄りました。 老人ホームと言っても、昔の老人ホームのイメージと違い、最近のは施設も介護も充実して、上を見たらキリがない状態。 福岡市内の老人ホームをいくつかあたってみたのですが、入居に際しての一時金がどこも100万円~1000万円以上と高額。 それでいながらどこもほぼ満室のようで、今さらながら高齢化社会というのを都市部にいても実感させられます。 ところが実家に帰って父親から、近くにこんな老人ホームがある、と見せられた新聞チラシに驚きました。なんと入居にあたっての一時金はゼロ! しかも平成19年築で新しい上に、環境も西海橋の近くで風光明媚とのうたい文句。さらに現在空室があり、すぐにでも入居可能とのこと。 高額な一時金の老人ホームばかり見てきた私にとっては、絶対ウラがある、実は詐欺的商法なんじゃないか、と疑いたくなるような内容ばかりです。 しかし、父親は昨日実際に見学に行き、責任者の方の話も伺い、気に入ったのでぜひここに入りたいとのこと。 本人が希望しているのならダメだしする理由もないのですが、一応私も見に行くことに。 実際に行ってみるとチラシに書かれている通りの景色の良さ。ハウステンボスの花火も見えるとのこと。 建物も木の質感を大事にしている木造風の平屋建ての作り。廊下も部屋も広い。施設敷地内には、散策路も農園もあります。 唯一の欠点は、連絡交通機関がローカルなバスしかないところですが、長崎の田舎はバスが走っているだけでもありがたいような状態なので、むしろこれが普通かも。 話した職員さんの感じも良かったので、結局その場で入居を決定しました。 それにしても、老人ホームの都市部と地方のこの格差。非常に驚かされました。 人口比でいうと、地方の方が老人が多いのでしょうけど、こういった施設に入らずに自宅住まいの老人が多い、というのがこういった老人ホームが未だに満室にならない、という理由でしょうね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年03月30日 23時14分05秒
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