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テーマ:行政書士(118)
カテゴリ:電子申請
「宅建業電子申請システム」というのが国土交通省のサイトにあります。
簡単に言えば、宅建業の免許申請や届出が電子申請でできるというシステム。 私たち行政書士の場合、行政書士用電子証明書を使って代理申請ができるということで、スタート時は華々しく宣伝してたので、私も何度か使ったことがあるのですが、お世辞にも使い勝手がいいとは言えません。 今回も、お客様のとある会社が約2年分役員変更の届出をしてなかったので、このシステムを使って申請したのですが、役員の変更を古い順に入力していくと、プリントアウトしたときに逆に新しい順にプリントされてくるのが分かり、それでも出せないことはなかったのですが、見やすいように、今度は逆に入力し直し。 そんなこともあって、入力してから申請するまで、結局丸1日かかってしまいました(-_-;) それでもメリットはあります。 紙での申請なら、窓口が開いている時間に出向かなければならないところを、24時間いつでも申請できるし、申請書や誓約書に押印が要らない(その代わりに電子署名するのですが)。 それでも、身分証明書や登記されていないことの証明書、会社の全部事項証明書(登記簿謄本)などの原本は、やっぱり窓口に持っていくか郵送するかしなければいけないし、土木事務所でも電子申請された書類をプリントアウトして見てるようなので、あまり電子申請する意味はないようにも思います。 ただ、私が一番問題だと思うのは、このシステムがスタートして2年半経つのに、未だにほとんどこういった問題点が改善されていない点。 たぶん、このシステムを一番利用しているのは行政書士でしょうから、もっと積極的にシステムの改善について行政書士業界から提言をしていくべきでしょうね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年05月12日 00時06分00秒
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