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テーマ:行政書士(118)
カテゴリ:建設業
来年4月から経営事項審査、いわゆる「経審」がまたまた改正されます。
今回の目玉と私が思うのは、Z点の技術者職員数評点。 「審査基準日以前に6カ月を超える恒常的雇用関係のある者」に限定されるとのことで、文字通り読めば、9月決算の会社ならば3月31日時点で雇用関係がないと加点されない、ということになります。 つまり、4月入社の技術者は加点されない、ということですね。 どの会社も売上増に悩む中で、技術者数の増加は比較的加点しやすい項目なので、これはなかなか厳しい。 さらに、建設機械の保有についても加点されることになりました。 これも以前は固定資産が少なくてキャッシュフローがいい会社の方が、高い点数が出るように改正されたことがあったのに、今度は固定資産を増やす方に加点されるとは、主に土木工事に携わる会社の救済策のように思えなくもありません。 様式も一部変更されるようで、また来年の春には経審の現場は混乱するでしょうね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年05月23日 23時57分31秒
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