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テーマ:電子申請(13)
カテゴリ:電子申請
一般貨物自動車運送事業、いわゆる緑ナンバーの手続きも私の事務所ではよく取り扱うのですが、国土交通省のオンライン申請システムから、一般貨物自動車運送事業に関係する手続きが、いつの間にか大幅に削減されていました。
確かに、非常に使いにくいシステムでした。 まず、申請者の登録をし、次に代理人としての行政書士を登録。 それから、申請する手続きについて、これからこの手続きをオンライン申請システムを利用して行うがいいか?という手続きを、申請する運輸支局宛にしなければいけないという、なんとも面倒くさくて、分かりづらく、時間がやたらとかかるシステムでした。 一度などは、申請後いつまで経っても可否の返答が来ないので、電話で問い合わせたら、運輸支局の担当者が、全然申請システムをチェックしていなかったという状態(^_^;) きっと、利用数のあまりの少なさに、毎日見てもムダだと、担当者ですら思っていたのが理由だろうと思います。 それほどまでに、不便で利用者のほとんどいなかったであろうオンライン申請システムですが、私はよく使っていました。 理由は、やっぱり実際に使わないと便利なところも不便なところもよく分からないので。 実際に使ってみて、不便な点、改善して欲しい点をチェックするも行政書士の役割だと思っているからです。 不便なところは、前述したとおり。 本来の申請を行う前段階の手続きが、複雑で時間がかかるし、分かりにくくもあるという点。 しかし、便利なところもあって、私のような行政書士が代理人として手続きを行う場合は、委任状さえ郵送してしまえば、後はオンラインを使った申請だけで済ませることができ、いちいちお客さんの印をもらう必要が無い、という点でした。 しかも、郵便局が閉まっている夜中だろうと、申請すれば運輸支局にそれが届くのは瞬時ですから、翌日には処理されるわけです(担当者がちゃんと見てくれてさえいれば)。 ただ、慣れないと不便なところばかりが目立つので、削減されたのは自然な成り行きといえます。 次回、また構築するのであれば、もっと事前に利用者の意見を聞いて、使い勝手のいい、分かりやすいオンライン申請システムを、ぜひ作り上げて欲しいものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年11月28日 22時52分47秒
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