夕方のぴ~さんのお散歩中、
ひさしぶりにだいすきな先輩に逢った。
息子が小学校時代の野球チーム。
4年のときに6年の父母会トップをしてた方。
前向きで男っぽくって統率力のある先輩。
よく話すと実家もすぐそばだったり~でとてもかわいがってもらった。
「久しぶり~。色々あったあの頃がなつかしいな。」
と立ち話。
私には忘れられない友人が2人います。
4年のときに一緒に父母会でお世話をしてた友人。
綺麗で完璧主義で・・・人からの「目」が気になって仕方なかった彼女。
私といると心が優しくなれる。そう言ってくれてた。
その彼女は5年になる年明けに自分から人生にさよならをした・・・
突然鬱病で何度も入退院を繰り返してた。
もうろうとしながら私の心を探るように電話をかけてきていた彼女。
先輩が卒部後次期の父母会トップの先輩が
支離滅裂な彼女の態度を見るに見かねて私にこう言った。
「家族が向き合わないといけない大変な病気だよ。」
「○○ちゃん(私のこと)に逃げてたら家族がうまくいかなくなる。」
「電話はうまく流しなさい。そうじゃないと責任取れない話になる。」と。
その人の言葉は絶対的で・・・
チーム内では彼女からなんとなく遠ざかり、
彼女はチームにも顔を出せないほどの状態になっていった・・・
私たちは旦那さんに今までの経緯をお話し、
もっと向き合ってもらえるようにお願いした。
原因の1つとしてご主人との不仲もあったらしい・・・
でも結局彼女はすべてを捨ててしまった・・・
私にはもっとできたことがあったんじゃないだろうか・・・
どうして思いのままにできなかったのか・・・
人間ってほんとに汚いと思った。
私も同じだと思った。
2年もの間悩んで、知り合いの誰とも会えない時期も過ごした。
そして、そこから私は変った。
後悔のないように、真っ直ぐ誠実に生きようと。
それが彼女に対しての私の償いだから。
ごめんね、Uちゃん。
もっともっとそばにいていっぱいいっぱい話を聞いてあげればよかった。
そのころの私にとってはその人の意見は絶対でした。
チーム内のどろどろした人間関係。
その中でうまく生きていくために。
ずっとずっと後悔してること。
それを今日先輩に話しをした。
「よくがんばったよ。あんな中で・・・」
優しい言葉をありがとう・・・
私が悩んでる間にもう1人のだいすきな先輩がガンで亡くなった。
かわいくて優しくて・・・
出逢ったときには乳がんが転移してたなんて・・・
生きたくても生きれない人がいる。
自分の人生、しっかり責任を持って生きなければ。
背中を押してくれた先輩。
私の携帯のアドレスには2人の大事な人の名前が今も残っています。
忘れる事なんてない。
後悔なんて二度としたくない。
彼女の息子たちがうちへ遊びに来るたび、
今一緒に話ができたらどんなにいいだろう・・・そう思う。
Uちゃん。
3人の息子、みんな立派に育ってるよ。
夕方からちょっと久しぶりに凹んでしまいました。