オカメインコの雛にのみ発症するといわれているロックジョウ症候群。
それにはまず上部呼吸器疾患を起こす病原体の存在が主因とされています。
さまざまなストレス、挿し餌の切り替え時の体重の減退などから
体力低下、免疫力低下が起こり、まずはある病原体が
上部呼吸器に入り、上部気道炎(風邪のようなもの)を起こします。
その後、一部の個体において、副鼻腔の炎症が顎、頬の組織に進入し、
顎が不動するロックジョウが発症するといわれています。
もちろん、劣悪ショップは除外して、
どこから迎えたとかではなく、たまたま・・・が重なって起こる病気なんですよね。
ひよりはうちへ迎えたときから嘴はロックされていました。
親からの栄養不足、保温不足によって発症してしまったと思います。
今も嘴は上部は変形しているし、下もそれに伴って伸び、
開口は先で3、4mm程度です。
発症時期でも症状は変わってくると思いますが、
ひよにしてはほんとに4mmでもよく開くようになった・・・と
リハビリしてた日々を思い出します。
巣箱の中で「あれ?」と思い巣上げしたこぎく。
上嘴が小さく、右目は細く、まさかロックジョウ?と思って投薬していましたが、
大きくなるにつれて嘴はきちんとした大きさに成長し、
少し開きにくい?と思ってたことも改善されています。
鼻水は未だに続いているので投薬中ですが、
あの巣箱の中でこぎくは「上部気道炎」を起こしていたのだろうと考えます。
その上部呼吸器疾患を早期に治療できたことで、
ロックジョウには進まず済んだ・・・そう思っています。
目の異常は副鼻腔の炎症からきてることが多かったりします。
上部気道炎を考えると、鼻水、くしゃみなどから
やはり他の子たちとは別にしておく方が安心ですよね。
風邪は万病のもとなのですから。
きくはおなか空っぽで85gになりました^^
朝晩の挿し餌で栄養摂ってゆっくりと1人餌に移行させます^^
上下の嘴の間の筋肉?がひよりは固まっているんですよね。
こぎくたちのようにガバっと指輪を咬むことはできませんが
開くさきっちょでハミハミはできます(*・∀・*)
いろいろな子がいます。
先生がおっしゃるには「卵の中からその生命力は決まっている」と。
雛にとっても無菌はありえないものですが免疫力の強い、
善玉菌が守ってくれるような・・・そんな雛を育てていきたい・・・
「初心忘れるべからず」
これは物事を始める最初に立てた目標や志、その時の思いを忘れてはいけない
という意味だとずっと思っていましたが、
そもそもの意味はちょっと違うということを読み、
改めてこの言葉をしっかりと胸に刻んだわけです。
「初心忘れるべからず」の「初心」とは「初心者」ということで、
つまり、まだ物事を始めたばかりで未熟で慣れない状態だったときのこと。
「未熟で失敗ばかりだった時に味わったやるせなさや悔しさ、
そこを切りぬけるために要した様々な努力など、を忘れてはならない」
そういう意味らしいのです。
あの頃の私がいるから今の私があること。
それを忘れないようにしたいです。
よくここまで大きくなったね^^きくちゃん。