あくびとの日々ももう1ヶ月が来ます。
最初の2週間は1日の中でも状態が上下し、
そのたびに不安は募り
・・・昨日は調子がよかったのに今日はちょっと・・・
そんな毎日でした。
70g切るくらいだった体も少しずつ体重が戻り、
1日2回朝8cc、夜8cc給餌してたものを
体重の増加に伴って減らしていきました。
今ははらぺこの体重が84g。
1回の給餌は3ccだけを2回でも体重は84gキープです。
あくびの骨格からすれば1人餌後、80~83gあたりが妥当かな。
まだ右目は開けようとしないですが、
嘴の中にあった炎症は治まり、
やっと嘴を少し開けてペレットの粉をがんばって食べれるようになっています。
これがあって、体重も安定してるのです^^
今はこの画像よりはもう少しお姉ちゃんっぽくなってます^^
いつ嘴が全快してもいいように、
おうちには「むき餌」「皮付き」「ペレット粉」「お水」
そして粟穂にモナカさんからの贈り物のきび穂^^をセッティング~
ただ、今は粉を食べて水を飲んで~~の繰り返しで、
気づくと嘴の周りにはペレットだんごの塊が。。。
まだうまく嘴を動かせないので仕方ないのですが~
いつもはがんばって止まり木などでふき取ろうとするのですが、
私がそばにいるときは「きゅぅ~」と鳴いて
拭いてくれるのを待ってたりするんです。
私の役割をちゃんと認識してくれてるんですよね^^
お薬も続いてるし、点鼻、点眼も2回。
1日1日を「がんばろうね」と過ごしてきました。
ケガをして、そこが目に見えて治るのとは違い、
先の見えない看護はどうしてもあせりがでてしまいます。
目、鼻辺りの炎症はお薬が効くまでにも時間がかかってしまうのです。
そういえばセキセイの「べりたろ」も迎えたあと結膜炎になり
目の腫れが気になって仕方なかった頃を思い出します。
もしかしたらこのまま?とか目が見えなくなってしまったら・・・?
不安であせりを感じてたことを思い出します。
もう7年も前のお話です^^
そんな想いをしなくなったのはやっぱり「ひより」がいたからかな。
今思ってもなぜかひよりに対して不安を持った覚えがないんです。
それくらいひよりは「生きる!」とちいさな体で訴えていました。
嘴が開かなくても、目が見えなくてもそんなの私たちにはなんでもなかった。
ひよりにごはんをあげる時間がとても嬉しかった。
ほんとに嬉しいしかなかった気がします。
だからほんとにひよりには感謝してるんです。
先の見えないものに対しての我慢や希望を教えてくれたんですよね^^
あれからもたくさんの命の誕生と別れの数があり、
巣引きのたびに命の尊さと、どうにもならないもどかしさとの中で
毎回違う気持ちが行き交っています。
今、あちこちで病と闘ってる方々。
身を切るような想いで見送った方々へ。。。
今までのたくさんの子たちに触れてきたことで、
その子たちが私に教えてくれたことはすべて私の手に残っています。
それはみなさんの手にも必ず残っていて、
いろんなことを教えてくれていると思うのです。
さよならが終わりではなく、
ずっとずっと続いていっていることを忘れずにがんばってください。
そういえば~
「こぎく」も長い時間を一緒にがんばってきたんだわ。
なんて、元気なきくちゃんを見てたらすっかり昔話です(笑)
とってもかわいいお嬢さんに成長しました^^