鳥さんと暮らすようになって、
雛を手に取るようになって、
こうしてたくさんの方々と仲良くさせていただくようになって、
そばにいる子とのさよならについてたくさんのお話を聞かせていただくようになりました。
HPを始めた当初から
「後悔のないさよならはない」
そのことを痛いくらい実感し、泣いて泣いて泣いて。
そんな日々も送ってきました。
こうして鳥さんたちの数が増え、守る命が増えたわけですが、
やっぱり後悔しないさよならはないです。
あのときこうしていれば生きててくれたんじゃないか。
あと何分か早くそばに行ってあげていたら・・・
ぐずぐず考えてしまうのです。
初代べりーを亡くしたときにちえぶうさんからメールをいただきました。
「哀しいからもう飼わない。そうは思ってもらいたくない。」
べりーは1羽飼いのセキセイさんでした。
4ヶ月を過ぎた頃、水入れに顔を半分入れた状態で動かなくなっていたのを
そばにいた子供たちが見つました。
今さっきまでおしゃべりしてたのに・・・
一瞬目を離したすきに?
と・・・子供たちは号泣していました。
私の「情」をちえぶうさんは知り合った当初から見抜いていたのだろうか・・・
メールを読みながらありがたく、そう感じていたのを思い出します。
あれから7年。
やっぱり後悔のないさよならはないです。
それでもどんなときもあなたのことを1番愛したのは私で、
あなたにとってこれが1番なのだ思いしてきたことが、
例え1番なんかではなく、最悪間違ってたとしても、
あなたはきっとみんな許してくれる。
「ごめんね」
なんて想ってるほうがあなたはきっと哀しいんじゃないかと。
そう想うようになりました。
一緒にがんばった時間。
一緒にすごした日々が何日、何ヶ月、何年であったとしても
それがすべてで、その期間は生まれ出たときから神様がお決めになってること。
身勝手かもしれませんがそう想うようにしています。
だから1日をできるだけ楽しくみんなと過ごしていたい。
そう想っていないと立っていられなくなるくらい
心が乱れてしまうのです。
こたろが亡くなったあと、
実はずっとずっとあの子を抱いては泣き、
そっと押入れに隠してはまた出してきて泣き・・・
を繰り返していました。
主人は会社から電話もくれ、
こたろが私の「特別」だったことがちゃんと伝わっていたんだ・・・と
うれしかったのに、余計に哀しくなりもっともっと泣いてしまったのを思い出します。
こたろを埋めることができなくて・・・
他の子たちの放鳥時間もあるので
かごに入れて押入れにしまって、
また出してだきしめて。
そうして押入れにおいたこたろの羽根のすきまから
ちいさな・・・あの本につくようなちいさな虫が出てきたんです。
その瞬間「はっ」とし、
こたろはもうここにはいないんだ。とわれに返りました。
こたろを埋葬できたのはこの後です。
今でも胸が痛いんです。
しゅがを想い、ちょこまるを想い、こたろを探し。
でも後悔はしない。
一緒にいた時間がすっごく幸せだったね・・・
そう想うようにしています。
生き物と暮らすことは楽しいばかりじゃない。
病気にもなればケガもする。
そして、さよならがあるんです。
それでもみんなと暮らしたい。
誰もがそう想っているんですよね。
空へと召された命たちが安らかでありますように。
がんばって乗り越えてくださいね。。。