昨日は1日どうなることかと祈りながらの時間をすごしておりました。
お昼の巣箱チェックではるる&つき1号ちゃんに異変が。
朝はなんともなかったのに、そのうに空気が溜まりパンパンに。
雛がごはんをもらうとき一緒に空気を飲むことがあります。
そんなときは首を伸ばしてあげて下から少し押してあげると
ゲップをするようにそのうの空気がうまくなくなるんです。
それとはまた違うケース。
以前初めてこのような雛を見たとき、主治医に連絡し、対処方法を聞きました。
息をするたびにそのうに空気が入り風船のように膨らんできます。
なんらかの衝撃で「気嚢破裂」的なものを起したのか・・・
残念なことにこのときの子を助けることはできなかったのですが
またこのときの場合とは少し違う1号ちゃんの状態でした。
首筋に血の塊?
親の爪が誤って刺さってしまった?
それでもそのうはとても丈夫なので少しの穴なんてものともしないんですが・・・
喉元から空気が入り、ひどいときにはそのうがあご下から膨れ、
破裂しそうなくらいになりました。
呼吸を楽にさせるために空気を抜いてあげる必要があります。
そのためにそのうが内出血してしまいましたが
何度も何度も膨れるそのうから空気を抜く。これを繰り返すしかなく。。
夜になるとようやく空気は一部だけになったのですが
膨れたときのせいでそのうはだれてしまい、今度は食滞ぎみに。
苦しいかもしれないけれど残ったごはんをそのうから抜き出し
もう何年ぶりかの「そのうバンド」をつくり、だれたそのうに装着。
少しずつそのうを元の状態に戻していきます。
今日のお昼からはそのうバンドを外しても大丈夫なほどに回復でき、
チューブで飲んでいたごはんもちゃんとスプーンから食べられるようになりました。
神様の「聖域」なので、命についてはどうにもならないことがあるのも理解してるつもりです。
それでも、いつもいつも神様にお願いすることばかりなのですが
がんばってここまで育った子たち。
やっぱり空へと返したくはないのです・・・
孵化直後から放棄された とわ&こころの赤目ちゃん。
飲み込みが弱く他の子と離され、体も冷え・・・
呼吸が止まる間際だった ちぇりぃ&薫の1号ちゃん。
そして、この はるる&つきの1号ちゃん。
今とても元気に育ってくれています。
手を出す時期の難しさなのですが、
やっぱり私は「親あってのもの」という想いがあって
親たちのおなかの下で孵化し、親たちにあっためてもらい、
そして、親たちの愛情いっぱいのごはんをもらって育つことが基本となっています。
ただ、手を出すのが遅くて亡くした子もいて・・・
キンカのちびちゃんのちいさな亡骸を順々に送ったのもキツくて・・・
大きさの違いのありすぎる
はるる&つきの2,3号ちゃんも保護しています。
初日から人口育雛だった
とわ&こころの赤目ちゃんはそりゃ~もう元気いっぱいで
・・・いっぱいすぎ?で(笑)
ちびっこの保護ケースで暗くしていないとずっと「まんま~~~」と言ってるほど(^^;)
何はともあれ、保護中の5羽。
みんな安心してみていられるようになりました。
あったかケースの中でちいさな羽根をぱたぱたさせ羽ばたきの練習したり、
体をはみはみしたりと~いっちょまえに成長しています^^
がんばれ!みんな(・ω・)/