今日は特別な日なので、少々湿っぽい内容の日記になりますが
どうぞお許しを<(_ _)>
今日 7月19日は、小学校時代の恩師である 林 孝幸先生の命日です。
まだ記憶に新しいと思いますが、昨年の7月は、日本全国が長雨に見舞われ、各地で土石流が発生しました。
そして、7月19日、実家のある岡谷市でも大規模な土石流が発生し、先生はその犠牲となりました。
あの日、仕事が忙しく、テレビをまったく見ていなかった私は、夜になり、別件で実家に電話をして土石流の発生を知りました。
夕刊を読んでみると、そこに先生の名前が載っていました。
先生は、朝4時ごろ、 周囲の異変に気付いて奥様を起こし、奥様に逃げるように言ってから、自分は近所の人たちに電話で異変を知らせると言って屋内に戻り、その瞬間、家ごと流されてしまったそうです。
林先生は、諏訪の小学校の校長を務めた後は引退されていましたが、いつまでも多くの卒業生や父兄から慕われる、本当に気さくで明るい人柄の方でした。
私も、社会人になってから、友人と共に一度先生のお宅に遊びに行ったことがあります。 私たちが卒業して15年以上経っているというのに、先生は、私たちのクラスの思い出の品を当時も大切に保管されていました。
その後も、お亡くなりになる直前の年まで、ずっと年賀状をやり取りしていた、大好きな先生でした。
そんな先生が、あの土石流に巻き込まれて命を落とされたことを知り、ショックで何日も涙が止まりませんでした。
地元の卒業生たちにいつまでも愛されていた先生の葬儀には、700人もの人が参列したそうです。
私は弔電を送りましたが、いまだお墓参りもかなわずにいます。
今回の帰省では、お墓参りをしたかったのですが、知人を通じて調べてみてもお墓の所在がわからず、果たせませんでした。
次回帰省するまでには、どうにか先生のお墓の所在を調べて、お墓参りをしたいと思っています。
今回も、新潟の地震で10人もの方がお亡くなりになりましたが、このような天災が今後起きないことを祈るばかりです。