え~、以前から江戸好きの私。
ここのところ、江戸町民ものの時代小説にはまっています。
昨夜も丑三つ時まで山本一力の『欅 (けやき) しぐれ』という本を読んでいました。
この本は、深川を舞台にした、大店 (大商家) の主と渡世人 (とせいにん=やくざ) の親方との人情物語です。
二人の厚い友情をベースにストーリーは展開していき、感動あり涙ありの作品。
同時に、江戸町民の粋な気質、暮らしぶり、生き様がとても細やかに描かれていて、どんどん引き込まれていきます。
特に、江戸の様々な階級の人々の見栄の張り方とその受け止め方は、江戸好きな私にとって、とても興味深いものでした。
ヤクザの親方率いる手下どもの仕事っぷりも痛快。
本や映画に感化されやすい体質の私は(;´Д`A ``` 、この本を読み終えた後、やはり人格が変化しておりやした。
そうなんです。。。。
ヤクザの親方の人格に。。。
そういうわけで、しばらくは私に近づかないでおくんなせぇ。
ぷぷ。