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カテゴリ:思うこと
林真理子原作 火曜10時のNHKのドラマ 「下流の宴」 観てらっしゃいますか? 先週 娘と一緒に観たのですが 娘が 「なんか似てる所あるよね~」って・・・ 物語の中心となる福原家は 中流のごく普通の家庭 教育ママではないけれど まぁ~ 程々に教育熱心な母親 そして 子供の教育は 母親任せの父親 見回せば どこにでもありそうな家庭です 高校中退してフリーターをしてる二十歳の息子「翔」が 同じくフリーターをしてる「珠緒」と 結婚すると言い出したことから話が展開します ちゃんとした大学に行き ちゃんとした企業に勤めるのが 「正しい道」 と考える母の価値観 大学に行く意味もないし お金も要らない 「そこそこ暮らせればそれで満足」 と思う息子 親と子の間には 大きなギャップがあります 今の世の中 大学が全てではない事も 大企業に勤めていても「絶対大丈夫」 と 断言出来るわけではない事も 十分に理解してますが・・・ でもね~ この母親の気持ち よ~く分かるんです それは 我家も 一番優秀で期待された末息子が 高校を中退してしまったから・・・ スポーツ万能で成績優秀 184センチの長身に男前(親バカ) 我家のホープだった末息子 何故 何故 どうして我家が? と 今までの人生の中で一番辛かったですね 上の子達も優秀で 皆 問題なく国立大学に進学して 「さぁ~ 後は一人だけ」 と思ってたところに 一番優秀だった末息子が まさか高校を中退なんて わが子が 学校を辞めるということは 母としての教育を全否定されたような気持ちになるのです だから ドラマの中の母の一言一言が身につまされ つい あの頃の自分に重ね合わせてしまうんです 「下流の宴」 小説ですので かなり 誇張して 極端な部分もありますが 奇跡のような息子の再出発を信じる母の気持ち 頷ける所があり 娘と見ながら 「うちもそうだったね~」 と 今では他人事のように 観ています 我家の息子もその後 高卒認定を受け 専門学校で学び 資格を取り 就職難にもかかわらず この春から 社会人になりました 現在 3ヶ月間の研修中です 会社の研修所に缶詰状態で 学ぶ事が多く 「大変だぁ~」と言ってますが やれやれ 一安心というところでしょうか お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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