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カテゴリ:両親
最近 父はよく着物を着ます
今日も 民謡の会に結城紬を選びました 着付けも一人で大丈夫 私の仕事は 送り迎えだけです ほんの一昔前までは 外出も 家庭でも 好んで着物姿だったが 最近は 面倒なのか もったいないのか分からないが 洋服姿の父しか見ることがなかった 「着物が似合うんだから 着ないともったいないよ」 この私の一言で 箪笥の中から一緒に着物を出してみた 結城 大島 白大島 お召し などなど 母が 父のために 選んだ着物が 沢山眠っている 「お母さんは 僕のために いい物を買ってくれた」 と母を懐かしみ 母への感謝の言葉を口にする父 といっても 母は専業主婦だったので 父のお給料で買ったんですけどね(笑) 父は 現在 86歳 男性の平均寿命を とっくに越えています 心臓が悪く 毎年のように 脳梗塞 心筋梗塞で入院しており 心臓を中心に治療をすれば 腎臓への負担が大きく 腎臓のために 薬の量を減らすと また 心臓に負担がかかる そんな状態できています 90歳まで生きたとしても 自分で考え 自分の足で歩き回る期間は もっと短いでしょう それを思うと 今のうちに 父のしたいこと 食べたい物 行きたいところには どんなに大変でも叶えてあげたい という強迫観念にも似た強い思いが こみ上げてくるのです そして 「時間がない」と いつも焦っている私なのです お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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