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カテゴリ:お出かけ・旅
86歳になる父を連れて 京都へ
年相応というか 最近は 随分と 足腰が弱くなり 長く歩くことも難しく 少し歩くのにも時間がかかる それで 滞在中は 車いすで行動することに 博多を9時の新幹線で出発して お昼には もう京都 改札口まで ホテルの方が車いすで迎えに来てくださる 大助かりです 駅構内にあるグランヴィア京都 きめ細やかなサービスと アクセスの良さは抜群 駅直結なのでどこへ行くにも便利です と言って あちこち連れて行くわけでもないですが・・・ 高齢者との旅は ゆっくりのんびりが鉄則です まずは お昼 ホテルに荷物を預け タクシーで平安神宮に近い蕎麦屋「権太呂」へ お昼なので外で待ってるお客様も多いが コンシェルジュの方が電話予約をして下さってたので すんなりとお店へ 車いす押し係で同行した娘と私は 鰊そば 父は 山菜そばを 福岡では 鰊そばは見かけないので とても嬉しい 食後 栄観堂へ 散策距離だけれど 父が一緒なのでタクシーで行く事にする 「モミジの栄観堂」として有名な浄土宗のお寺です もう 盛りは過ぎていましたが それでも まだ十分に楽しめました 車いすを押して 南禅寺へ 石川五右衛門で有名な「絶景かな 絶景かな」の山門は下から見るだけ ドラマでよく出てくる水路閣も見せたかったけど 少し疲れてるようなのでパス 野村美術館裏の小道を ぶらぶらと散策するだけで京を感じます 6時半に 叔母や従弟と待ち合わせしてるので ホテルに戻り 少しだけ休憩 父が 着物を着るというので 結城紬を持参 ふう~ 荷物の多かったこと・・・ 早めに着替えて羽織に手を通した父が 「紐がな~い」 なんと 羽織の紐を外したままだった こんな時 便利な 駅ビルのホテル グランヴィア 隣接の 伊勢丹で 購入しました 従弟が連れて行ってくれた先は 茶懐石で有名な料亭「下鴨茶寮」 まずは お薄の おもてなし 父の茶器は萩 叔母のは唐津かな? 私はモミジ柄の清水 従弟は天目 娘にはなぜか兵隊さんの柄((笑)) 若いから??? まぁ~ 全員 違う陶器なので 器を見るのも楽しいものです そして お部屋へ・・・ わぁ~ 30畳ほどもある数寄屋造りの大きなお部屋 5人しかいないのに 二面が掃き出し窓で よく手入れされたお庭が素晴らしい 完全にお上りさん状態 テンションが上がりっぱなしで 写真を撮りまくる私(田舎者~) 料理も季節感を感じる繊細なもので 目と舌で楽しみます 赤い透かし彫りに金の房がついてるお品書きにも感動 懐石料理は いろいろ行ったけれど こんな凝ったお品書きは初めて見た 右の八角のお皿 わたし好みだわぁ~ 安政3年から続く下鴨茶寮 今は あの小山薫堂がオーナーですって この場を離れたくなかったけれど 次に従弟が連れて行ってくれたのは祇園 花見小路にあるお茶屋さんです お座敷に案内されると 舞妓さん二人と芸妓さんが入ってきました まぁ~ 本物の舞妓さんと芸妓さんですよ~ 舞妓さんって ホント 可愛い~ 歳は16 初々しくて お人形のようです でも 今は京都出身の方は少ないようです このお三方も熊本 福島 札幌と 京都とは遠く離れた所から来られたようです 父に「冥途の土産になったね~」と言ったら 笑ってました 私たち庶民には一生 縁がない体験が出来 私にも冥途の土産になりました(笑) お見送り お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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