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2015/09/22
カテゴリ：従弟 叔父 叔母
慌ただしい日々が続き 遅れ 遅れのブログアップです 今夜 書くのは 昨日の お話 長崎に住む従兄の病状が 数日前から 厳しい状況となり 午前中 お彼岸のお参りに お寺さんが来られた後 お昼の高速バスで お見舞いに行ってきました 数年前から 入退院を繰り返しながらも 病人とは思えないほど 元気な姿で 同居してる 従姉から 「かなり悪いのよ」と聞いても 信じられませんでした けれど 手術も出来無い程の状態で とうとう この夏 長崎大学病院から 聖フランシスコ病院のホスピスへ転院しました 昨日 会った時は もう 意識が ほとんどなく それでも 手を握り 「Ｎさん 私よ 分かる？」と言うと 手を 左右に動かして 一生懸命 目を開けようとします 声は 確実に 聞こえているんですね 母の時も この夏 亡くなった 我が子同様の従弟の時も 最後まで 声は 聞こえていましたから・・・ 従兄は １０数年前に 大病をして その後 奥さんと別居して以来 実の姉（従姉）と暮らしています 片手で 数えきれないほどの 大病 難病を背負って それでも 痛いとも 苦しいとも言わず いつも 穏やかに 微笑んでいるような人です 従姉の話では 意識が無くなるまで 看護婦さんたちに 「秋には 従妹の娘の結婚式に出席する」と 娘の結婚式を 楽しみにしていたそうです 従姉は 意識がない彼の耳元で 「博多行のチケットを買ってるから」と語りかけていました 従姉は 日本舞踊の師範をしていて この秋の「おくんち」で 踊りの指導をしているので 忙しく 毎日 病室のトイレで お着物を着て出掛け 帰ってからは看病です ７０過ぎて こんなに仲の良い姉弟も少ないと思います 「人は 必ず いつか死ぬ」「受け入れることも大切です」 この言葉は 今まで 何回となく 医師から聞きましたが そんな言葉は 他人事です 従兄の ７０年ほどの これまでの人生を思うと 「幸せだったかしら」と 考えてしまいました・・・ お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
最終更新日
2015/09/23 12:10:24 AM
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