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カテゴリ:映画 美術館
山田洋二監督の 「母と暮せば」を 観ました キャストは 母親役に 吉永小百合さん 息子役に 嵐の 二宮和也さんです ストーリーは 長崎に原爆が投下されて 三年後 母親のもとに 亡くなった息子の亡霊が現れる所から始まります そこから始まる 二人の時間 過去の思い出話に 花を咲かせたり 息子の婚約者の 行く末を話し合ったりと ほほえましくもあり ほろりとさせられたり・・・ 戦争の痛ましさは 二人の会話を通して 随所に出てきますが 暗く 重い映画ではありません むしろ 親子の情愛に 温かさを感じたり 息子の思い出話に 笑わせられたりと さすが 山田洋二監督の作品だなぁ~ と感じました 映画の中で 息子が 原爆で亡くなった事を 「仕方ないよ そいが 僕の運命さ」と言うと いつもは 穏やかな母が 厳しい表情をして 「地震や 津波なら 仕方がないけれど 戦争は 人が起こした悲劇」 というシーンがあります この言葉を 山田監督のメッセージと感じました 戦後70年 戦争経験者が 年々 減ってきてる今 「絶対に 戦争を風化してはいけない」と言う思いを強く感じます ところで 吉永小百合さん 70歳を過ぎてるはずですが いつまでも お綺麗で とても 上品 女性の憧れですね 二宮君は飛ばして 黒木華さん この女性も ふんわりとした雰囲気で すご~くいいですね 側にいるだけで 癒されそうな気がします そして 上海のオジサン役の 加藤健一さん 私 この方 長崎の方と思いました それほど 長崎弁が 自然で 板についていました 良い映画を 鑑賞できました と 思いますが ラストが ちょっと 残念 というか もう少し・・・ 多分 そんな終わり方をするのでは と 中盤以降 感じていたのですが やっぱりでした 「フランダースの犬」を 思い出しました 基本的に ハッピーエンドが好きなので あの終わり方はね~ と思うのですが 見方によっては この上ない幸せな終り方なのでしょう・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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