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2017/04/10
カテゴリ：桜
１週間ほど前から 開き始めた 我が家の桜
ここ２～３日の 雨と風で 早くも 散り始めています      今か今かと 開花を 待ちわび やっと 咲き誇った 樹齢５０年の 桜の大木 リビングの窓の向こうに 桜が見えます 毎朝 桜を眺めながらの 朝食です  木曜に 退院はしたけれど すっかり 体力が落ち 時折 起こる 心臓の圧迫感の為に 心待ちした桜を 庭に降りて 眺めることも 出来ない父 寝室から 眺めることが 出来るように 縁側のカーテンを 開き ライトアップした 夜桜を 眺めてもらいました   １年ぶりの桜 楽しみにしていたでしょうが 身体の調子が 思わしくないと 桜を見ても 喜びの感情は イマイチのようです 来年の桜も 眺めることが出来ると良いのですが・・・ 毎年 春先になると 心不全の症状を起こし 入院を 繰り返していた父 それでも 退院する時は 元気いっぱいで 先生から「お父さんは不死身ですね」と言われていたけれど 確実に 心臓の機能は 悪化しており 心臓の周りに溜まった水を排出するため 長い期間 使用してきた 利尿剤によって 腎臓の機能も かなり 低下しております 入院中 病院からの説明書の裏に ボールペンで 文字を びっしりと 書き綴っていたので 何気なく 読むと 自分亡き後の事が 色々と 書かれており 最後に「大した父親ではなかったけれど 少しは 頼りになっただろう 今後は 叔母と 実の姉妹のように 良き相談相手になってもらいなさい」 と 結んでいました ６０を過ぎたというのに 幾つになっても 娘なんですね～ 父のいないところで 涙をこぼしてしまいました それにしても 満開を ゆっくりと 愛でるには あまりに 散り始めるが 早すぎます 地面は 花びらの絨毯のよう・・・ この潔さが 人々に愛されてきたのでしょうが せめて 梅の開花期間程は 咲いてくれたらいいのに 名残惜しいですね～ 
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