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2017/05/05
カテゴリ：両親
明日 ５月５日 端午の節句に 父が退院します
けれど 今までの退院のように 劇的に回復したわけではないので 単純に 喜ぶことは 出来ません 父の現在の状態は 治ったわけでもなく 快方に向かっているわけでもないからです 急性期の患者を診る 今の病院では 手術をするわけでもなく 治る見込みもない患者は 長くは 入院出来ないことは 理解しています 病院の主治医や ソーシャルワーカーさんとも 相談して 転院するか 在宅医療か どちらかにと 考えていました もちろん 父の 考えが 一番です 先週から かかりつけ医や 知り合いのドクターに相談してみたところ 「今の状態では 地域の病院に ひとまず 入院させて 容態が 安定したら 在宅医療にするのが良い いきなり 家に連れて帰ると あなたが 大変ですよ」 と どちららからも 同じことを言われました 私は 尋ねました 「地域の病院に入院して そのまま帰れないと言う事もありですか？」と どちらの先生も 「ありえる」と・・・ 病院にいると ボタン１つで 看護師さんが駆けつけてくれる それは 大きな安心感です ただ 顔が見えない分 大丈夫かしら と 不安はあります 逆に 家にいると いつも 様子を確認できるので 安心ですが 容態が急変しても 私には 何も出来ません 父も 同じ思いのようで 「家に帰りたいが 何かあったときは困るしね～」 時折 襲ってくる 圧迫感が 不安なのだと思います 不安がなく 家に帰りたいという 父の思いを 兼ね備えた医療を 私なりに 色々 調べ 先週 在宅医療専門のクリニックへ 行って来ました 過去の病歴 入院歴 現在 服用して薬 そして 入院してからの 薬の内容 症状を 時間をかけて 詳細に 話しました 私と 父の 不安 転院か 在宅医療かで 迷っている事も 正直に お話ししました 結論として このクリニックに お願いすることに決めました もちろん 私の一存でなく 父に クリニックでの 話し合いを 一部始終して それなら 安心という結論に至りました それからは バタバタです 一昨日は 入院している病院で 主治医２名 ソーシャルワーカーさん いつも来て頂いてるケアマネさん 今回 要支援から 要介護に変わると言う事を想定して 要介護のケアマネさん そして 在宅医療の先生 看護師さん 訪問看護の看護師さん そして 私も加わり 9名で カンファレンスがありました 在宅医療と言っても ドクターや 看護師だけが 行き来するのでなく 周りと連携を取りながら 適切なケアをしていくようです カンファレンスの 前と後 在宅医療のドクターが 父の病室に来て 父の手を握り 「よろしくお願いしますね」と声をかけてました 訪問看護師さんも ケアマネさんも 同じように 父と話をなさり こんな 些細な事でも 父から見れば 心強く感じるようです ちなみに この看護師さんは 母を 介護した時の看護師さんです ケアマネさんも 母の時と同じ方です 偶然ではなく どちらも 私が お願いいたしました 母の時に 本当に 親身になって頂いたので お二人に お願いしたいと思ったのです 介護ベッド 車椅子 歩行器 室内用スロープ トイレの便座に取り付けるバーなど パナソニックさんが持ってこられました これで 家の中は 環境が 整いました お部屋も 五月人形を飾り 掛け軸は 鯉の絵にして 季節感を表し 「やっぱり 家はいいなぁ～」と思えるように 頑張って 片付けました ちょっと 頑張りすぎたかも・・・ こんな感じで 父の 介護は 始まろうとしています お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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