カテゴリ:●ニャンズ
何かのスイッチが入ったのか? それとも自分の中で、どこかが壊れたのか? もう、普通の精神状態では無かったように思う…。 余命を聞いた時から「その日」が来るまで、車の信号待ちをしても、テレビを観ても、 交差点の人ごみの中でも思い出せば、たちまち涙が溢れ止めどなく流れおちてきた。 そして… 「その日」は、何のためらいや躊躇も無く やって来た。 セミ時雨の暑い盛りの 7月31日。 日曜日の午後1時過ぎ、 激しいけいれんと共に、 息が少しづつ弱くなり、 タッチ・タッチ・・タッチ・・・と呼び続ける中、 その直前まで小さく尻尾を動かし、さよならの挨拶をするかのようにして腕の中から旅立ちました。 僅か、3ヶ月の命。 我が家に来て2週間。可愛いさかりで手のなかにスッポリ入る身体でした。 14年経った今でも、遺骨・位牌は大切に保管しています。 勿論、美味しい魚が獲れた時は、忘れず お供えしています。 タッチが、り患していたのは発病時ペットショップにクレームをつけていました。 亡くなって2ヶ月後の10月1日。 直接、店に行って金銭返還等の交渉に行きました。 しかし、お金は還って来ません。 今はヒマヤランの雄は居ないので代わりに、真っ白いペルシャの子猫ではどうか?と、言われ、 納得は行かなかったのですが、そこは猫にとり付かれた人間…。 可愛い子猫をみて、イヤとも言えず、そのままポケットに入れて事務所に帰ってきました。 真っ白でブルーの瞳。ミャ~・ミャ~と泣く声に仕事も手につかず、 キキもそわそわしながら面倒を見はじめました。 名前は何にしよう??? そう、 第一印象の純白の美しさを何時までも!!との願いで『ジュン』と名づけました。 朝・昼・晩…いつまで見ていても飽きないし、何をしても愛らしい。 夜は、布団の奥深くまで入って寝ようとするので、寝返りをして踏み潰すのが怖くて熟睡も出来ず。 純白の猫、『じゅん』 すくすくと育ちますように。 あぁ…猫って、こんな動物だったんだ。 人間の子供とは違う わずか2ヶ月や、そこらでも 食事の世話さえしてあげれば自分の事は、全部できる、かなりマイペースだけど 自分の性格には丁度良いかな!?^^ たった1匹の子猫と、大人の猫キキ。 仕事も充実して、やる気も満々。疲れも感じない楽しいばかりの毎日でした。 そして 翌年、1月17日・阪神大震災。 マゼンタさんちも、この日から新たな歯車が回り始めます。 つづく お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年11月21日 14時06分01秒
[●ニャンズ] カテゴリの最新記事
|