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カテゴリ:Jリーグ
弱い。
J2第4節、相手はJFL時代も含めホーム敷島では3戦負けなしの「お得意様」徳島。 しかし、ここまで勝ち星なしで最下位に沈む徳島はザスパに勝って浮上のきっかけを掴むべく、 何としても勝ちに来る事は明白だった。 その徳島に対し、ザスパのスタメンFWの一人は大方の予想に反して吉本。 おそらく徳島戦では滅法強い所を買って起用してきた事もあるのだろうが、 徳島にとっては想定外?だが、守り易くなったのは間違い無かった。 徳島戦に強いとは言ってもそのほとんどはラッキーゴール。 しかも昨年はエースとして期待されながら結局は5ゴールに終わってしまったFW。 相手にとっては196cmの「絶対的な高さ」を持つFW太田と、 その周りをスタミナが続く限り動き回り、 チェイシングしまくるFW高田の新戦力コンビの方が脅威だったに違いない。 試合は序盤から一進一退の攻防が続くが、 鳥居塚の位置にJ初出場初スタメンのルーキーDF田中を据えたぎこちないDFラインの間隙を突くかの様に、 前半4分に徳島FW小林がヘディングで先制点を挙げると、 前半22分にはMF秋葉が同じくヘディングで追加点。 0-2で折り返した後半15分過ぎからはザスパ怒涛のアグレッシブタイムが続くが、 またまた去年のダメダメザスパを髣髴とさせるような決定力不足。 いくらシュートを19本打っても決めなければ意味が無い。 吉本は嗅覚はあるが決める力が無い。 気合が空回りしてしまった感は否めない。 太田への交代も時既に遅し。 結局試合はこのまま終了。 少ないチャンスを確実に生かした徳島が着実に加点し、 2-0で今季初勝利を挙げた。 ザスパはホームで初めて徳島に敗戦を喫した。 しかも屈辱の完封負け・・・。 去年よりは明らかに決定機は多い。 しかし、ボールの出所である司令塔島田を抑えられるとチャンスはほとんど潰されてしまう。 また、サイドの選手、特に右サイド山崎の所は前節柏戦から再三狙われ、 失点のきっかけにもなっており、 前節のDF籾谷同様、そろそろ限界が見え隠れする。 全体的には相変わらずパスが繋がらない、 奪ってもとにかくセカンドボールが取れない、 ミスが多い等、基本的な事があまりにも・・・。 開幕戦の勝利は何だったのか? 前節柏に大敗したとは言え、開幕戦からの戦い方を変えるべきではなかったのでは? そんな中でも再三に渡る好セーブで徳島のシュートを阻止したGKの高木だけは光っていた。 DF田中がそこそこやれた事は収穫だが、やはり点を獲れなければ勝てない。 鳥居塚の欠場は非常に痛いが、戻って来ただけで果たして勝てるのか? 問題はもっと根深い所にある。 何はともあれ、今季の戦いはまだ始まったばかり。 開幕戦の良いイメージを思い出し、 何とか勝っていって欲しいと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.03.22 00:57:58
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