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カテゴリ:Jリーグ
熱い闘志を前面に押し出したプレーで魅せる反面、
キレ易く余分なカードを貰ってしまう事も多々あるザスパFW吉本。 去年まではザスパのエースとしてスタメンも安泰だったが、 今年は高田、太田の加入により、 ベンチを暖める事も多くなった。 その吉本が今日はスタメン。 今年は本人的にも期するものがあるのだろう。 今日も序盤から気持ちの入ったプレーで運動量を存分に発揮。 ピッチ上を縦横無尽に動き回り、 後半18分、島田のCKをドンピシャヘッドで合わせ見事先制! 今日も少ないチャンスを見事にモノにした。 が、27分、34分とかつてセレッソ時代にシドニー五輪代表候補にも選ばれ、 この年代の左サイドではNO.1とも言われたMF西谷に見事な個人技で立て続けに決められ、 逆転を許す・・・。 去年までのザスパならこのまま、あるいはここまで行くこともなく終了してしまうところだった。 だが今年は違う。 走撃をベースに最後まで諦めない姿勢。 38分、ザスパの左サイド寺田のクロスが相手のオウンゴールを呼び込む!! 終了間際には佐田の惜しいシュート等もあったが、 結局札幌の守りに阻まれてお互いに勝ち点を分ける結果に終わった。 勝てる試合だった事は確かである。 これで満足してもらっては困る。 が、前節ホームでのヴェルディ戦惨敗を受け、 絶対に負けられない、ホームでの連敗は許されない今節、 対戦成績0勝5敗の天敵札幌から初の勝ち点を奪った事は一つの進歩である。 ザスパ戦では必ず活躍する前橋育英出身FW相川に仕事をさせなかった事も評価できる。 課題はリードしてから受け身にならない事。 といっても受け身にならなくても逆転負けを喫する事もあるため、 その辺のバランスをいかに上手く取って行くかが重要である。 今日のように個人技のある選手に好きにさせないようにする為にはどうするべきか。 その答えを見出さなければ今後も勝ちきれない試合を続ける事になってしまう。 次節はアウェー横浜FC戦。 前節遂に2敗目を喫したものの今節は中心選手を欠きながらしっかり勝っている。 前回対戦時はホームで攻め続けながら引き分けて悔しい思いをしただけに、 次節もアウェーで臆する事なく戦って最低勝ち点1を奪いたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.06.08 03:09:12
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