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カテゴリ:Jリーグ
アウェイで横浜FCに完勝、初の連勝が期待されたホーム湘南戦だったが、
結果は0-0の引き分け。 またも連勝はお預けとなった。 神奈川出身、元湘南のプリンスで今はザスパのエースFW高田と、 群馬出身で6月に怪我から復帰後驚異的なペースでゴールを量産、 今や湘南のエースFWとなった石原の対決も注目されたが、 共に不発だった。 ザスパには替えの利かない選手が数名いるが、 中でもGK高木、MF島田と並んで依存度の高い選手がMF佐田である。 01ワールドユース(U-17)日本代表最終選考まで残るなど、 前橋育英時代から高い潜在能力を持っていた佐田。 だがサンフレッチェ広島入団後は伸び悩み、 試合出場はなし。 心機一転、レンタル移籍で地元に戻った昨年は夏場から急成長。 90分間無尽蔵なスタミナと抜群の走力で縦横無尽にピッチを駆け回り、 右サイドから度々チャンスを作り出す。 荒削りな面もあるが、 時にはゴール前まで駆け上がり、得点も決める素晴らしい選手。 もし万が一オシムジャパンのサプライズ選考がザスパからあるとすれば、 J2アシストキングを争う島田よりもこの選手である。 その佐田が湘南戦では出場停止という非常事態。 相手にとってはセットプレー時の島田と同様、 最も怖い選手の出場停止で、 ザスパの攻撃パターンは自然と狭められる格好になった。 これにより相手は島田さえマークすれば良く、 チャンスはほとんどないまま試合終了。 今回も連勝はならなかった。 だがそんな中にも収穫はあり、 柏戦で北嶋と接触し肋骨骨折、全治2週間とされたDFの要である田中が早くも復帰、 安定したプレーを見せた。 DF尾本が靭帯損傷で長期離脱するなどDFの駒が足りない中、 田中の復帰は明るいニュースである。 夏場から安定しつつあったDF陣に徳島からベテランボランチ秋葉が加わり、 守備に関しては磐石ともいえる状況になった。 鳥居塚と共に経験豊富な「三十路のダブルボランチ」は頼もしい限りである。 好調時の柏や仙台以外にはそうそうゴールを割られる事は無い。 が、ここで予期せぬ悪いニュースが・・・ 司令塔島田が梨状筋筋損傷で全治2週間・・・ これはあまりにも痛い。 仙台戦は勿論出場不可能。 その後も怪我の回復具合によっては出場さえも危ぶまれる。 セットプレー時は勿論、ザスパの攻撃の大半は島田を経由して行われるだけに、 今後の試合に少なからずダメージを及ぼす事が予想される。 が、嘆いていても何も始まらない。 島田の怪我は痛いが、逆にその分マークが分散されるため、 寺田、佐田の両サイドからの積極果敢な攻撃参加と中盤から前の全員攻撃に期待したい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.09.29 00:49:02
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