気ままに趣味生活

昇格争い真っ只中の神戸は前半9分、
左サイドを攻め上がった前橋育英出身DF坪内からのクロスを、
DF北本が競り合いながら合わせて先制！
早くもザスパ5連敗の不穏な空気が漂い始める・・・。
更に追加点を奪って2位以内昇格を確定すべく勢いを増す神戸に対し、
ザスパも相性の良さとホームの意地で反撃に転じるが、
得点には至らない。
結局このまま前半終了。

前半に比べると神戸の勢いが落ちてきた後半8分、
左サイドゴールライン際まで詰めていたザスパDF寺田が相手ボールをカットしてドリブル、
そのままゴール前に上げた柔らかいクロスを、
ザスパFW太田が神戸DF坪内を振り切りながら体ごと飛び込みパワフルヘッド！
これがゴールに突き刺さって同点に追いつく！！
まさに執念の同点ゴールだった。

この後再び神戸怒涛の攻撃が続くが、
ザスパもGK高木の好セーブ、DFのクリアなどで凌ぐ。
途中、乱闘騒ぎや監督同士の小競り合い（罵り合い？）等で試合は荒れるが、
結局そのまま試合は終了。
ザスパが神戸との相性の良さを生かして引き分けに持ち込み、
今季神戸戦勝ち越しを決めた。
また、同時に最下位の徳島が横浜FCと引き分けたため、
ザスパの今季12位が確定。
2年連続最下位は何とか免れた。

この試合、前節から復帰の今季新加入ボランチ中井（C大阪）が効いていた。
攻撃では効果的にパスを散らしてチャンスを作り、
守備でも危ない場面に顔を出し、未然にピンチを防ぐ。
神戸戦に関しては最もプロらしい試合をするザスパではあるが、
中井が復帰した事で良い時のザスパに戻りつつある兆しは感じられた。
徳島から移籍のMF秋葉の先発でここ数試合出番の無かった中井だが、
やはり彼の存在は大きい事が証明された。

残すは水戸、東京Vとの2試合のみ。
今季最低目標ラインの10勝が達成出来るか注目である。