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アビスパ福岡MF松下裕樹のザスパ草津移籍が21日、発表された。
松下はハイレベルな技術を持つボランチ。 特に右足から繰り出されるFKはかなりの高精度でゴールに突き刺さる。 パス、CKも秀逸。 高崎市立高松中時代は全中準優勝に貢献。 前橋育英入学後、2年時、3年時の98、99年には、 前橋育英初の全国高校サッカー選手権2年連続ベスト4入りの立役者となった。 この時もボランチとして、守備では相手の攻撃の芽を確実に摘み取り、 攻撃では鋭く大きく曲がるFKで何度も相手ゴールを揺らし、 高精度のピンポイントパスで味方の攻撃をアシストした。 99年度2回戦の山陽(広島)戦と3回戦の初芝橋本(和歌山)戦でのFK、 準々決勝の静岡学園戦では相手のボールを即座に奪って攻撃に繋げるなど、 主将&U-18日本代表にふさわしいプレーは印象的だった。 ちなみにザスパの主将佐藤正美、横浜FCのGK岩丸史也、甲府のMF茂原岳人とは同期、 鹿島MF青木剛は1学年下で共に選手権を戦い(いずれも当時のU18日本代表)、 静岡学園出身のザスパMF櫻田和樹は2学年下で、99年度選手権選手権準々決勝で相見えた。 松下は前橋育英からサンフレッチェ広島に進み、 一時レギュラーを掴みかけたものの、 踵の骨折や広島ユース出身の森崎兄弟との争いもあって、 結局レギュラーを奪取することは出来ず、 その後アビスパ福岡、川崎フロンターレと移ったものの、 完全にレギュラーに定着するまでには至らなかった。 しかし、U-18からU-21までずっと日本代表に選ばれていた事からも分かるように、 潜在能力はかなり高い選手。 松下は去年の高田同様、ザスパ史上最もレベルの高い選手であり、 まだまだJ1でもやれる選手を獲得できた事はチームにとって非常に大きい。 地元に戻って心機一転、大いなる活躍を期待したい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.02.22 00:32:56
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