気ままに趣味生活

強風の敷島。
相手は去年最下位の徳島。
ザスパホーム開幕戦は、昨年度12位対13位の対戦。

両チーム静かな立ち上がりながら、
強風の為にボールが収まらず、
中盤でなかなかパスが繋がらない。
が、そこはやはり2006J2最下位争いを演じたチームの宿命。
同じ風の中でやらせたら、
前橋育英や前橋商の方が綺麗にパスを繋いで遥かに良いサッカーをするため、
風は言い訳にはならない。
曲がりなりにもプロチームである。

見せ場はほとんどなく、
77分に新加入FW松浦が左サイドを強烈なドリブル突破！
ゴール前まで凄まじいスピードでボールを運ぶ松浦。
そのあまりの速さに徳島DFは誰も着いて行くことが出来ず、
味方でさえ着いていけないというオチまで付いた。
それでもなんとかゴール前まで来たMF鳥居塚にクロスを上げるが、
GKにクリアされ、得点には結びつかなかった。
また後半、MF櫻田のCKからDFチカのヘッドという場面もあったが、
僅かにゴール右に逸れた。
これら以外は得点の臭いが全くしないゲームであり、
逆につまらないミスやゴール前の小競り合いなどでのカード乱発のみが目立った。
（主審の基準も曖昧ではあったが・・・。）
結局ゲームは０－０の引き分けに終わった。

新加入のボランチ松下をインフルエンザで欠いたのは痛かったが、
それにしても中盤の出来は酷かった。
開幕戦の惨敗を受けて守備から入るのは良いとしても、
攻撃の形が全く出来ていないのは問題。
活路を見出せないのならいっそのこと、
金生谷仁や佐藤大など、
活きの良い、テクニックもある若手MFを使った方がまだ期待が持てる。
高木、島田が抜け、現段階では去年より明らかにレベルダウンしたとしか思えない戦力。
ホームで勝てない上に進歩の無いつまらないサッカーでは観客も減少する一方である。