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ある人の話を聞いた。
ロシア(ソ連)は、広島、長崎に対する原爆投下についてすぐに調査に入っている。 そしてすぐに「人道に反する行為」として批判している。 さらに、常任理事国であるアメリカの国際法違反の侵略行動(ベトナム、イラク、中南米の政治へに介入)を国際社会は批判もしない。しかし、ロシアは同じことをやっても非難される。 アメリカがやっていて、ロシアがまだやっていないこと。それは、核の使用だ。 アメリカの歴史をみると、暴力によって領土を拡大し、先住民を虐待し、黒人奴隷を酷使して財を成し、中南米を「裏庭」と称して「こん棒外交」を展開、「アメリカ的価値」を至高のものとして押し付けてはばからず、1929年の世界恐慌によって世界大戦の遠因を作り、リーマン出区によって世界経済を混乱させた。最近になってやっと銀行に対する「規制」を言い始めている。 こんなアメリカが、他の国に対して「ならず者国家」とレッテルを貼ることができるのか。 西部開拓時代に使用されたコルト45のニックネームは、「ピース・メーカー」だ。 アメリカの情報収集能力は実にお粗末だ。 イランのホメイニ革命を予測もできなかった。イラクには「大量破壊兵器がある」とCIAの情報をうのみにして戦争を仕掛けて「大量破壊兵器」がないと、「政権を民主化する」とさっさと戦争目的を変更した。 ロシアによるウクライナ侵攻は擁護できない。しかし、これまでのアメリカの上に記したような国際法違反を同時に追求することは必要だ。 ウクライナは善、ロシアは悪という単純な二分法で「今」を見てはならない。 大変に考えさせられた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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