ねじりん棒
某アルファ2000さんがトーションバーに対しての疑問を書いていましたので便乗しちゃいます。トーションバーとは、コイルスプリングに替わるスプリングの事で棒状をしています。バーの捻れ(復元力)がスプリング作用をするのです。アルファでは、アルフェッタで採用されて75、ES30(SZ/RZ)に採用されています。他社ではポルシェに採用されていたのは周知の事実ですし、国内ではホンダが初代CR-Xで採用して話題になりました。あとは、ダットラ等の商用車もそうだとか。アルファ2000さんの疑問はどうやって車高を落とす?でした。フェッタ~ES30に限って言えばトーションバーは水平(前後方向)に付いていますのでカットしても車高は落ちないどころか付けられなくなります。バーの両端にはスプラインが切ってありますので抜いてノッチをずらし(角度を変えて)刺し直せば車高は変わります。私も○十年前に乗ってたときにやりました。資料も知識もなくやってみたもので組みあがったら車高が上がってました(笑)バーの捻れを考えていなかったんですね。再度組み直したら落ち過ぎてしまい、再々度組みなおしてほど良い車高になった思い出があります。コイルスプリングであれば、スプリングコンプレッサーで縮める事により組めますがトーションバーではその様な事も出来ません。結構大変でした。 Before After【補足】車高調整機構が備わっていて多少の調整が出来る車種も有るようですが、フェタには有りませんでした。75、ES30にもたぶん付いてないでしょう。アルファロメオ アルフェッタ(ブルー)Re.CI..Pe レシッププジョー106用トーションバー