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テーマ:心のままに独り言(8843)
カテゴリ:感じた事
今日は久々の更新になります。
まだまだアタシのメンタルは本格復帰という感じではありませんが。 少しずつではありますが、ほんとにゆっくりですが回復に向かっていってるようです。 もう時間勝負といった感じなのでしょうか。。。。。 今日は私用で学校の方は思い切ってお休みしました。 学校が終わったら心配してくれてるだろう友人から電話やメールラッシュになると思います。 心配してくれる友達が居る事はありがたい事だと思います。^^ 今日はウチの父さんについて書きたいと思います。 うちの父、毎日去年の8月から晩御飯を作り続けてますが。 ほんとに、、、、「旨い!!」と言わないのが昭和初期の人の美徳なのか??と思ってしまうくらいに食事に関して、文句は言わない代わりに褒めてもくれません。 アタシがメンタル面で落ち込んでいる時でさえ、出された物を黙々と食べる。 この人には気配りが無いのか??と思いながらの毎日でしたが。 今日、ある人の話を聞いていて。 そんな事どうでもよくなってしまいました。 その人のお父様はアタシの父とちょうど同じ位の年代の方です。 癌を患って、入院してた時の話。少しでも栄養のある物をと入院されてるお父様の為に 百貨店で高級スープを買ってお見舞いに行かれて。 食欲の落ちたお父様は、差し入れたその日は、娘さんが差し入れたのにも関わらず 口にされなかったそうです。 少しでも口に入れて欲しいと思っての事でしたが。食欲が湧かないのなら仕方が無いと落胆していると、その方のお母様が「ジュースを買いに行こう」とその娘さんを病室から連れ出したそうです。 そこで彼女は初めて自分のお父様の余命が後1ケ月を切っている事を知らされたそうです。 出来るだけの事はしてあげたいという意志をお母様に伝えた所。 痛い思いや苦しい思いが人一倍嫌いなお父様を薬の副作用で苦しい思いをこれ以上させなくてもいいかもしれないとお母様が考えてらっしゃる事を聞かされたそうです。 残された人生が僅かであって、ホントに限られてるのであれば。。。。。。 少しでも楽にしてやりたいと思うのも気持ちだと思ったとその方はおっしゃいました。 例え命を縮めてしまう結果になったとしても、相反する気持ちの中で結局はその方自身も お父様が亡くなるまで思い悩んだそうです。 それから数週間でお父様は逝ってしまったらしいのですが。 最後の最後にお父様が少しだけですが、御自分が買った高級スープを飲んでみたいと ほんの一口だけ口にした事を彼女はお父様が亡くなってから聞かされたそうです。 家族それぞれの想いを、お父様は全部分かってたのではないかと彼女は思ったそうです。 そんな事から思えば、うちの父は元気だし。 口数は少ないけれど、文句もアタシの目の前では言わず。(たまに妹におかずネタで愚痴ってるらしい。。。。) 黙々と食欲が落ちる事なく食べてくれる父が居てくれる事にホントに感謝出来ました。 「美味しい」物を作ってるのは自分で食べて分かってるんだから、父に「美味しい」という言葉を書けてもらえなくても、そんな事。どうでもいいじゃん!!って自分がすごく小さな事にこだわってるんだという事がよく分かりました。 元気で居てさえくれれば、何も言う事はないですよね。 命あってこそなんですから。 改めて、父さんありがとう!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.01.28 20:28:30
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