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カテゴリ:出会い・縁・本(漫画)
今日は少し寒いけど穏やかな日曜日です。
昨日、帰りにアトレ上野の明正堂で二ノ宮知子さんの「のだめカンターレ」という漫画を買ってきました(クレジットカードのANAマイル加算に加えて、アトレポイントがつくので本はいつもここで買います)。天才の卵である千秋真一を中心としてユニークな登場人物が笑わせてくれる音楽大学を舞台にしたコミックです。私はクラシックは月一回NHK交響楽団の定期演奏会(Bプロ)に行く程度で詳しくありませんが、音楽の面白さをさりげなく表現している良い漫画だと思います。 漫画好きの姉・兄の影響で大半の漫画は読んで育った漫画好きの私ですが、最近は好きな漫画の単行本だけを集めています。最近のお気に入りは: 江川達也著「日露戦争物語」「源氏物語」 小山ゆう著「あずみ」(江戸時代初期の少女刺客を巡る物語) 土田 世紀著「ギラギラ」(ホストの物語-知らない世界なので面白い) 二ノ宮知子「のだめカンターレ」 江川達也さんは「東京大学物語」で有名ですが、バルチック艦隊を壊滅させた日本海海戦の作戦参謀だった秋山真之を中心として展開する日露戦争物語は本当に面白いです。秋山兄弟は司馬遼太郎氏の「坂の上の雲」にも描かれています。私自身、大学院での修士論文(明治の万国博覧会を巡る内容)で幕末から明治終わりにかけての日本と世界の動向を調べた時に明治の日本の大変さ(経済困窮と欧米の植民地と化す脅威に常にさらされていた)と明治人の素晴らしさ(気概)に感嘆したので、また秋山兄弟の故郷である四国・松山も訪れたこともあるので、日露戦争物語はとても読みがいがあります。勿論、何事にも明暗の面があり、全面的に明治時代の日本を賞賛するものではありませんが、志が高く公共心を持ち危機感を抱く人間の矜持には考えさせられるものがあります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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