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カテゴリ:フージャース
ご報告が遅くなりましたが、7月16日(土)の個人投資家向け会社説明会(日経ホール)の様子をお伝えします♪ 一部、株主総会の報告(「フージャース:期待以上の株主総会&懇親会(一)、(二)(三)http://plaza.rakuten.co.jp/15happy24/diary/200506260000/等)と重なる部分があり、私の個人的な印象に基づく拙い報告に過ぎませんが、最期までお読み頂ければ幸いです。昨日の日記で先に書きましたが、今回の会社説明会を聞いた結論は以下の通りです:
☆ フージャースは更に進化していた.. ☆ 株主(会場参加者)のレベルが非常に上がっていた... ☆ フージャースの成長と経営方針に益々確信が持てたので、永久保有・買い増しの方針に変更なし..! 「進化」...という言葉に皆さんに大きな期待を抱かせてしまったようで申し訳ないのですが(大汗)、フージャース自体というより、個人投資家に対する「プレゼンテーション」が大きく変化したように感じたことから、「進化」と表現しました。つまり以下の点でプレゼンテーションにおいて「攻めの姿勢」に転じたように思います: ☆ 「首都圏NO.1マンデベ」の長期経営目標を明確かつ具体的に打ち出した ☆ 「他社との比較優位性」を強調 ☆ より積極的に投資家にアピール 今回の合同会社説明会は、人気ストラテジストの三菱証券・北野一氏による基調講演「年後半の株式相場について」(←北野氏は好きなストラテジストですが、今回の講演も有益でした♪)に続き、フージャースなど4社が説明会を行いました。 IRに熱心なフージャースは、主な個人投資家向け会社説明会に積極的に参加していますが(http://plaza.rakuten.co.jp/15happy24/diary/200506100000/)、私自身がフージャースによるこうした一般個人投資家向け会社説明会に参加するのは、昨年7月、今年1月に続き、3回目となります。今回は昨年7月と同じく日経新聞主催で、場所も同じ日経ホールでした。 北野氏の切れ味鋭く説得力ある相場見通しのお話(誤解を恐れず物凄く簡単に云うと...少なくとも来年夏までは世界の株式市場は緩やかな上昇を続けるそうです)に続き、眼鏡をかけた廣岡哲也社長(いつもより知的に見えました(笑))が登場、後ろの席にはフージャースの敏腕IRの手嶋経営企画室長がノートパソコンを広げ控えて座ります。前の方に座っていた私が廣岡社長と「目が合った~」と感じたのは気のせい!?(()は私の個人的な感想、もしくは補足です) ***************************************************************** フージャース個人投資家向け会社説明会:7月16日(土)(日経新聞社主催) 1.13:45~14:15 廣岡哲也社長による会社説明・営業報告 2.14:15~14:25 会場参加者からの質問・応答(挙手した人から司会者が選ぶ) 1. 社長による会社説明・営業報告 (1)「首都圏No.1のマンデベを目指す」目標を明言 通常通り会社概要の説明から入ったわけですが、驚いたのは、これまで株主総会等では語ってはいましたが「一般向け個人投資家説明会」では余り主張していなかったと思われる(勘違い・記憶違いだったらスミマセン) 「首都圏No.1のマンションデベロッパーを目指す」 という長期的な経営目標を明確かつ具体的に打ち出したことでした。説明会冒頭で、社長は明言します: 「今は埼玉・千葉が中心ですが、東京都下・神奈川にも進出し、首都圏No.1のマンデベを目指しております」 前にも書きましたが、広岡社長は「当たり前のことを当たり前にきちんとやる」基本理念(業界では実際にやっている会社は少ない)から「伝えたことは必ず守っていく」ことを実行してきました。故に今まで一度も業績の下方修正がありません(上方修正の繰り返し)。今回、500人超の個人投資家が出席した大規模な説明会で、「No.1マンデベ」を明言したことは相当な重みがある、と私は受け止めました。 続いて従来の説明と同じく、企業にとって「ヒト・モノ・カネ」が重要と説明([]は社長による解説): 1. 全従業員の約40%が20代の新卒社員・全従業員の約50%が女性社員=男女が対等に活躍[企業は人が命・従来のマンデベとは違う] 2. 創業から9年9ヶ月で東証一部上場[非常に短期間で達成] 3. 平成16年マンション供給戸数、埼玉県1位、千葉県3位[ジャスダック上場以来、両県に経営資源を集中した「ドミナント戦略」が功を奏した] 4. 4年連続で、約70%以上の増益率(経常利益ベース)[「ヒト」が大事・人・モノ(商品)が良ければ数字はついてくる・フージャースは進化を止めない] 5. 時価総額はIPO(約16億)から現在(約512億)まで約32倍[当面の目標は時価総額1000億円] 会社概要では、新しく創設されたグループ会社の「フージャースキャピタルパートナーズ」について、株主総会同様、「裾野の広い住まいという業界での相乗効果を図る」目的と説明されました。 (2)「株価:何時買ってもよいよう緩やかな上昇を目指す」 資料の2ページでは、平成14年10月ジャスダック上場以来見事な「右肩上がり」の株価チャートが「予想PER17.6倍」の数字と共に示されましたが、9分割後も順調な上昇を続ける株価について社長は、「株価は市場が決めること」としながらも「急激な上昇は好ましくない」とし、 「株主の皆さんが何時買ってもご満足頂けるように、緩やかな上昇をしていくよう、長く保有していける状況を目指す」 と話されました。(株主としては、是非そうあって欲しいですね♪) (3)業績の推移:大幅増加続く経常利益・高い売上高経常利益率/株主資本比率30%超 業績については、平成15年3月期(ジャスダック上場時)、平成16年3月期(東証二部上場時)、平成17年3月期(東証一部上場時)及び来期平成18年3月期の計画が示され、中でも経常利益の大幅な増加(+69.1%→+78.5%→+97.6%→+75.0%)と共に、売上高経常利益率の上昇(7.0%→11.0%→13.6%→16.1%)について「同業他社と比べて大変高い数字」と強調。(確かにその通りで、この収益性の高さがフージャースの強さですね♪) 株主資本比率についても、やはり19.2%→23.6%→39.3%と財務が安定してきていることが示され、これまで同様、「30%以上を維持する方針」ということでした。 また業績全般について、従来の説明同様、「マンデベの収益予想は比較的簡単」とし、モデルルームでも「株主である」と伝えれば色々質問を受け付け説明するので、是非実際にモデルルームを訪れて欲しい、と話されました。 (4)平成18年3月期 プロジェクト一覧:販売順調 今年度計画マンション全10物件(1,281戸)のうち、デュオヒルズ1件の他は全て収益性の高い(←株主総会での情報)低価格帯(1,000万円台~3,000万円台)のウィズシリーズです。現在、完売が3物件、7物件が販売中ですが、6月末時点で契約済み戸数は980戸(約76.5%)と販売は順調(「フージャース6月営業概況:好調続く・来期の契約始まる♪」http://plaza.rakuten.co.jp/15happy24/diary/200507130000/)で、会社として平成18年3月期の数字については「ほぼ達成可能」と考えており、経営の焦点は既に平成19年3月期に移っているとのことでした。: 物件名(所在地) 戸数 デュオヒルズ武蔵浦和(埼玉県さいたま市) 131戸(完売) ウィズ西千葉(千葉県千葉市) 95戸(完売) ウィズ柏ヒルサイドテラス(千葉県柏市) 65戸(完売) リバージュガーデンウィズ八千代(千葉県八千代市) 109戸 ウィズ三郷(埼玉県三郷市) 200戸 ウィズ松戸陽だまりの丘(千葉県松戸市) 238戸 マリーナガーデン(千葉県八潮市) 188戸 ウィズ南柏コンフォートレジデンス(千葉県流山市) 100戸 ウィズ柏光が丘(千葉県柏市) 75戸 ウィズ稲毛ヒルトップテラス 79戸 (マンションの他、今期は戸建て38戸(ミックスガーデン柏の葉)を販売中) 以下、「フージャース:会社説明会(三)」に続きます♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年07月18日 04時39分13秒
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