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カテゴリ:フージャース
今日は、主力のフージャース(8907)と不動産流動化銘柄が大きく下げました(痛!!)。株価に変動はつきものですが、やはり下がるのは気分が良くありません(苦笑)。株式市場でしばしば起こる業績と関係ない株価下落であることは、本日発表された7月の営業概況でも理解できます。フージャースのIR担当(手嶋氏)は証券会社出身の非常に優秀な方ですが、不安定な相場に対する配慮からでしょうか、通常より早く(先月は7月12日午後4時半)、しかも場が引けてからではなく、市場が開いている時間中での月次報告リリース(午前11時発表)となりました(即効性は無かったけれど(笑)):↓
「平成17年7月度 営業概況のお知らせ」 http://www.c-direct.ne.jp/japanese/uj/pdf/10108907/00036472.pdf ☆ 7月末時点の営業概況(()は6月末時点との比較です): 1.販売状況 決算期 計画戸数 契約済み戸数 進捗率 平成18 年3 月期 1,281戸 1,038戸(+58戸) 81.0%(+4.5%) 平成19 年3 月期 1,700 戸 54戸(+6戸) 3.2%(+0.4%) (注) 平成18年3月期は、マンション1,281戸(全10棟)に加え、戸建て38戸の引渡しを予定。 2.事業用地仕入状況 決算期 計画戸数 仕入済み戸数 進捗率 平成19 年3 月期 約1,700 戸 1,507戸(+287戸) 88.6%(+16.8%) 平成20 年3 月期 約2,000 戸 410戸(+174戸) 20.5%(+8.7%) 販売は引き続き好調で、今年度計画戸数(1281戸)の81.0%が契約済みとなり、来年度の契約も進んでいますね(計画戸数1700戸中54戸=進捗率3.2%)。 「効率的な仕入れを行う」ことに注力している事業用地取得は、7月も順調に進んだようで、特につくばエクスプレスを睨んだ2プロジェクトが契約となったのは注目ですね: ☆ 7月の主なトピックス ■ 「デュオヒルズ武蔵浦和(埼玉県さいたま市)の引渡し ■ 「リバージュガーデン ウィズ八千代」の引渡し ■ 「ウィズ柏ヒルサイドテラス」(千葉県柏市)が完売 ■ 「デュオヒルズ津田沼」(千葉県習志野市)モデルルームをオープン ■ 「つくばプロジェクトI(仮称)」事業用地を契約 ■ 「つくばプロジェクトII(仮称)」事業用地を契約 ■ 平成18年3月期 第1四半期財務・業績の概況(連結)を発表(7月22日)。 今期物件名(所在地) 戸数 デュオヒルズ武蔵浦和(埼玉県さいたま市) 131戸(完売) ウィズ西千葉(千葉県千葉市) 95戸(完売) ウィズ柏ヒルサイドテラス(千葉県柏市) 65戸(完売) リバージュガーデンウィズ八千代(千葉県八千代市) 109戸 ウィズ三郷(埼玉県三郷市) 200戸 ウィズ松戸陽だまりの丘(千葉県松戸市) 238戸 マリーナガーデン(千葉県八潮市) 188戸 ウィズ南柏コンフォートレジデンス(千葉県流山市) 100戸 ウィズ柏光が丘(千葉県柏市) 75戸 ウィズ稲毛ヒルトップテラス 79戸 (マンションの他、今期は戸建て38戸(ミックスガーデン柏の葉)を販売中) しかし今日一日で▲30,000(▲6.85%)ですか...下げてますね(苦笑)。フージャースの株価は、フージャース株主友の会会長のokenzumoさんも書いているように(「フージャースの株価は何処まで下がるのか??」)、確かに昨年は8月終わりから急落しました(8月23日\271,000→9月29日\188,000)。ただ今年は、既に東証一部上場企業となっており、昨年と違って大型増資も分割(1:3)もなく、またストックオプションも全く問題ない内容だったことから、状況は違うと思うのですけど...(苦笑)。 ただ下がる要因としては、年前半に右肩上がりにずっと騰がって来たこともあるかもしれませんね。年初来(243,000)から7月12日の高値(479,000)まで+97.1%=約2倍になっています。下がったとはいえ本日の終値(408,000)でも年初来では+67.9%上昇です。DAIBOUCHOUさんのサイトでtakoさんが書いている如く、政局不安や8月枯れ相場を懸念した利益確定の売りがドっと出たもので、状況を鑑みつつ基本的には有望銘柄は買いスタンスで良いのではないでしょうか。 フージャースも株ですから、変動はあります。ただ不動産銘柄で唯一、そして会社としてはきつい「ガラス張りの経営目標達成」を迫られる「月次データ」公表により好業績の見通しを確認できるので、一株主としては、今後も業績に期待しつつ地道にチェックしていくだけですね。先月も書きましたたが、6月25日の株主総会と個人投資家向け説明会における廣岡社長の言葉を再度引用しておきます: 「(正直に申し上げて..)月次の営業情報開示(業界初にして唯一)は社内的には非常に厳しいものです..ただ目標達成は、成長への大きなモチベーションにもなっています」 「公表した数字は達成しなければいけない」 「経常利益ベースで年率20%以上の成長率→それ以上を目指す」 「完成在庫ゼロの継続」 「長期経営目標として、「マンション分譲でNo.1企業」を目指す」 7月16日の個人投資家向け会社説明会で述べられていたように、今期の業績目標達成は既にほぼ確実で、経営の焦点は既に来期(最低40%増益)に向けられています(フージャースの業績予想については、okenzumoさんの日記「今期・来期業績予測」及び「今後10年間のEPS成長率を参照下さい): 業績(連結) 売上高 経常利益 純利益 16年3月 13,201 1,446 823 17年3月当初予想 20,675(+56.6%) 2,500(+72.89) 1,350(+64.0%) 実績 21,032(+59.3%) 2,857(+97.6%) 1,689(+105.2%) 18年3月予想 31,000(+47.3%) 5,000(+75.0%) 2,900(+71.7%) 思えば...昨年の秋も苦しかったです(苦笑)。ダヴィンチも8万円台まで下がるし..(笑)。でもあの時買い増したから今のパフォーマンスにつながっていると思っています。今日の株価が底なのか、底がまだ先なのかはわかりませんが、信用枠を調整することはあっても現物を売る気は全くありません。当たり前のことですが、株価は最終的には業績に収斂すると考えています♪♪♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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