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カテゴリ:資産運用一般
9月11日の衆議院選挙は自民党圧勝で終わりそうですね。今まで選挙結果をテレビで見ていましたが、言葉は悪いのですが、やはり面白いです。議員は落ちれば「ただの人」ですから(ライブドア社長のホリエモン氏などは例外)、本人は勿論、支援者も含めて多くの人の運命が数時間で決まる、ある種の「ドラマ」があるからです。
勿論、選挙は、ご本人たちには必死の戦いですし、有権者の一人である私にとっても自分の国の行方を決める大事な時です。他人事・興味本位になってはいけないのですが、様々な人・物事の行方が一喜一憂を交えながら刻々と決まっていく様子はやはり興味深いです..。 まだ最終結果は出ていませんが、報道によると、自民党が300議席を超えるのは、第二次中曽根内閣時、1986年6月2日の「しんだふり解散」での選挙以来のことだそうです。ただ衆議院の定数が減っていますので300議席を超える意味はより大きいと思います: 衆議院定数 1986年 512人 → 2005年 480人 1986年選挙結果(投票率71%) 自民党300 公明56 民社26 社会85 共産26 2005年解散後公示前議席 自民党212 公明34 民主177 社会5 共産9 2005年選挙途中結果(推定投票率67.5%、確定439議席中) 自民党278 公明29 民主100 社会5 共産7 よく言われているように、1986年は「中選挙区制」、今回は「小選挙区制」(定数480中300)だったことも影響しているのでしょうか。また刺客とされた自民党の女性新人候補も、かつても社民党のマドンナ候補とは雲泥の差で、なかなかの人物揃いに感じさせたこと(詳細は知りません)もプラスだったと思います。 個人的には「二者択一」の小選挙区制は、多用なものを受け入れつつ捨拾選択してきた日本文化の土壌には合わないと考えています(苦笑)。また地盤がある二世、三世議員が有利になるなど、特定郵便局員ではないですが(苦笑)議員の「世襲化」を招くと思います。以前のような多すぎる定数は問題ですが、ある程度定数を絞り込んだ「中選挙区制」が日本の風土には合っているような気がします。小選挙区で落選しても比例で当選してくるのも何だか..。素人の雑感に過ぎませんが。 個人的には民主党政権は反対だったので、自民党勝利の結果は良かったと考えていますが、与党には「改革」も何のための改革かよく検討して頂き、より良い日本にするための改革であって欲しいと願っています。 余談ですが、今回の選挙放送で、民主党・岡田党首同様、左派的な考え方をする政治家は(自民党であっても)やはり日本(自分の国)のことを「この国」という言い方をしていると改めて思いました(例:自民党・加藤紘一氏)(苦笑)。 さて、気になる明日の株価ですが、1986年7月6日の自民党大勝利の選挙後、日経平均は数日上昇、反落後再び上昇しているようです。大きな流れとしては、バブル相場(1989年終焉)の序奏の時期でもありましたね。 TOPIXも1986年7月6日の選挙後、やはり上昇しているようです。↓ http://quote.tse.or.jp/tse/quote.cgi?F=histidx/HistIndex&basequote=151_1986&begin=1986/06/01&end=1986/09/30&mode=D&histtype=CSV 今回もそうなるかは全く分かりませんが(笑)、予想通りの自民党圧勝で「材料出尽くし」の下げがあったとしても、良好な企業業績という支えがあるので、基調は強い気がしています。自分の持株も騰がってくれれば更に嬉しいです♪ 今週も皆さん、そして私にとって良き日々となりますように♪♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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