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カテゴリ:アーバン(不動産流動化)
(本報告には間違った点も多々あると思いますので、ご指摘頂きましたら幸いです♪)
今回の大量取引の買い手が楽観的な推測通り世界最大の保険持株会社AIGでないとしても、AIGは、今年6月に不動産事業で業務提携した重要なパートナーです。アーバンが組むことになったAIGとはどんな企業なのか、少し調べてみました♪ まず今年6月28日のアーバンのプレス・リリースによるAIGとの事業提携契約の内容のおさらいです: ● 今回、アーバンが不動産投資事業で提携した企業:AIG グローバル・リアル・エステート・インベストメント・ジャパン・コープ(以下AIGGRE)=世界的に多くの不動産投資を行っているAIG グループの不動産投資会社 ● 事業提携内容・趣旨 - 共同で日本国内における不動産開発を行う - 共同事業第1号案件の物件開発に着手する - J-REIT、プライベートファンドの拡大を背景に東京を中心とした全国の優良物件取得が困難になりつつある昨今において、今後の不動産マーケットが開発型を中心に更に拡大をするものと予測に基づく事業提携 - 今後アーバンが推進する流動化開発事業案件において、これまで以上に信用力・資金力が補完され、また情報網の強化も期待される では、これまで以上に信用力・資金力が補完され、また情報網の強化も期待されるAIGとは?(以下、アーバンのプレス・リリースでの説明より抜粋) AIG(アメリカン・インターナショナル・グループ)の概要 ---------------------------------------------------------- 世界トップクラスの保険・金融サービスグループ。130 以上の国・地域で事業展開を行う。米国内では企業向け損害保険で最大、生命保険でもトップクラスの規模。日本では損害保険のAIU 保険会社、アメリカンホーム保険会社、生命保険のアリコジャパン、AIG スター生命、AIG エジソン生命のほか、グループ会社が多数営業。またAIGGRE 社はAIG グループの不動産投資・運用・管理会社として既に日本全国で4,000 億円を超える取り扱い実績がある。 ・・・いわゆる世界的な大企業ですね(笑)。恐らくアーバンが関係するアセット・マネジメント事業はAIGの収益構成では5%に過ぎませんが、収益自体が巨大ですから(笑)。AIGは東証外国部にも上場していますからご存知の方も多いと思いますが、四季報などの情報をまとめますと: アメリカンインターナショナルグループ(AIG)[東証1部F 保険業 8685/T] 【設立】1967年6月http://www.aig.com/ 【特色】世界最大の保険持ち株会社。生損保、資産運用、金融サービスなどを世界130カ国で展開。保険本業は好調だが、当局が調査を進める不正会計問題が不安材料に。 【決算】12月(配)四半期 【本店】70 Pine St., New York, NY 10270, U.S.A. 【株式】東京第1部,NY, LDN,パリ,スイス(上場)1987.9(幹事)日興(売買単位)10株 【収益構成】(04.12)損害保険43,生命保険・リタイヤメント・サービス44,金融サービス8,資産運用5,他0.0 【在日連絡所】アンダーソン・毛利・友常法律事務所(東京都港区六本木1-6-1泉ガーデンタワー) 【連結指標】(2004年12月) (円相当額は$1=118で計算) 総資産 798,660百万ドル (約94兆2418億80百万円) 株主持分 80,607百万ドル(1株株主持分 31.0ドル 株主持分利益率 12.9%) 【役員】 (プレジデント・CEO)Martin J. Sullivan(←年収16百万ドル=18億8800万円!!) 【従業員数】92,000人(フルタイム) 【主要連結子会社】(%)アメリカン・ホーム・アシュアランス(100),アメリカン・ライフ・インシュアランス(100),ユナイテッド・ギャラ ンティ・レジデンシャル・インシュアランス(100) AIG社の日本語HP(業績動向などに関するグラフが分かりやすいです) ん~詳しいことは分かりませんが、確かに不正会計問題が話題になっていましたね(苦笑)。ただ格付けは最上級のトリプルA[AAA]。業績は順調なようです。以下は、米国YahooFinance、New York Times紙から抜粋した情報です: 会社プロフィール↓ http://marketwatch.nytimes.com/custom/nyt-com/html-companyprofile.asp?MW=http%3A%2F%2Fmarketwatch.nytimes.com%2Fcustom%2Fnyt-com%2Fhtml-companyprofile.asp&symb=AIG&x=6&y=8 株価動向(過去5年間は軟調でしたが、基本的には右肩上がりで直近6ヶ月は回復基調) 株価:65.99ドル(前日比0.07ドル高、11月4日NY市場) 発行済み株式数:2.5951 B 時価総額:171.25B(20兆2075億円=アーバンの68倍) 主要指標 [今期予想売上高1048億ドル(約12兆3747億円)・純利益122億ドル(約1兆4396億円)、PEG1.07、ROE15%、四半期利益前年比利益成長率+50%] 損益計算書↓(売上高・純利益とも順調な伸び) (過去3年間)http://finance.yahoo.com/q/is?s=AIG&annual (直近4四半期)http://finance.yahoo.com/q/is?s=AIG 貸借対照表↓ (過去3年間)http://finance.yahoo.com/q/bs?s=AIG&annual (直近4四半期)http://finance.yahoo.com/q/bs?s=AIG キャッシュフロー↓ (過去3年間)http://finance.yahoo.com/q/cf?s=AIG&annual (直近4四半期)http://finance.yahoo.com/q/cf?s=AIG ふ~・・最後のAIG概要は手抜きでしたが(苦笑)、大量取引一つをとっても新しく知ることが沢山ありました(大汗)。間違っている点も沢山あると思いますので、ご指摘頂けたら幸いです。 今週から仕事の方が少し忙しくなる可能性がありますが、明日のフージャース中間決算は遅くなっても報告します♪ 優秀な持株クンたちの活躍を願っています♪ 今週も皆さん、そして私にとって良き日々となりますように♪♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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